クラブ織

March 21, 2007

西陣織会館

西陣織会館

318日はクラブ織のメンバーと西陣織会館へ行った。

一時期繊維に関係していた私だが、今回始めて訪れる。

西陣はすでに過去のブランド、あまり期待せずに入館しました。

1時からのチャレンジ講座を申し込み、みやげ物店を歩いていると、講師の先生がこれから講座をやります。 と、私達だけのグループを連れて

     各種、大小の手機(てばた)と実演操作している女性に説明をさせる。  

     懐かしい7-8個の繭を茹でて絹糸を取り出し糸巻きに巻き上げる装置や座繰り。

Hatamusubi Seikei Yagasuri Zaguri

 

     経糸の仕掛け調整で矢絣の柄を出すラック。

* ビロード用織機、一越毎に針金を入れ後に針金で膨れた部分を切りビロードとする行程は全くの手作業で最早、この作業をする職人さんは居なくなった、との事。

*最後は幻の竹筬作りの職人さんと真剣な話が出来た。

この人は京都で竹筬を作る最後の職人さんである。

竹は3-4年の真竹で一年間ほど養生して割り、竹の皮の部分を削り出す。

カットした竹皮を締具で締めて曲がりを取る。

竹を焼いて歪みを抜き角を取る。

そして漸く筬の形に糸で結んで組上げる。

私達は既存の金属筬ではなく竹筬を手作りしたいから皆で真剣に聞いた。

非常に難しい行程ではあるが、なんとか出来るのでは無いかと思う。

Osa

*更に講師の先生には着物地や帯地の新作発表会を案内して頂き説明いただいた。 ここでは新しい色やデザイン、技術での新作。

私達の為に2時間半の時間を頂いた講師の先生は或る全国団体の会長を務めた方でした。

何回も“手機で自分だけしか織れないオリジナルを作って”下さいと示唆してくれた。

講座の間、周りには多くの若い女性達が熱心に手機や展示品を見詰めており、また子供たちが小型の手機で織体験を始めた。

今日、私は新しい西陣の力と発展の息吹きを感じました。

一階の入り口の吹き抜け舞台で着物ショーが開かれていた。

周りは外国人の観光客が7-8割か。

見る人達の熱気が伝わる。  

真剣な、熱のこもった視線で若いお嬢さんが着物で歩く姿を見つめる。

本当に収穫の多い一日でした。

Sembou

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February 13, 2007

環境フェスタin交野

交野市

は、人口8万人弱の生駒山に連なる山脈の麓に広がる田園都市。西に枚方市隣接。

2月12日、交野市が主催するこの環境フェスタで試織した竹炭織を“いこま棚田クラブ”に依頼され出展しました。

2月4日に生駒のクラブで出来た竹炭を取りに行き早速織り込んだ物です。

展示スタンドは非常にコンパクトで棚田クラブの説明とMさんの竹細工、竹炭織で、特にMさんの作品、水車小屋は多くの来場者の注目を浴びていました。

Ikoma_tanada_club

Mさんは講座の同級生で、その技術や表現を発展させた水車小屋は凄い!

材料は竹のみで全て手作り、あとは接着剤と水を持ち上げるポンプで構成。

屋根も小屋も取り外しが出来、内部の米搗き機構の動きを見る事ができます。

ムービーを御覧下さい。

吃驚した事はこのフェスタに約3000人が訪れた事です。

多分、交野市の位置が山ろくにある事と関係して市民が住環境に重大な関心を寄せている証拠ですね。

出展者の多くは交野市の市民ボランティアが多数参加していました。

「watermill_2.avi」をダウンロード

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January 20, 2007

新織機

アート展に出展した新システムを手機(てばた)に発展する作業を続けてきました。

先ずは針金を加工してワイヤー綜絖を作る。 けっこう時間の掛かる仕事です。

Soukou

それを作成した枠に取り付ける。

枠に吊糸を結び2枚の綜絖枠が上下できる装置に仕上げる。

Soukouwaku1 Kaizo_1

次の作業は筬打ち機構を作り組み込めばだいたいの完成となります。

フー。

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December 28, 2006

円筒織

Cirvuler_wev_640

織物を繋ぎ無しに円筒で織りました。

経糸は綿糸、横からイ草を挿入して竹皮を両端の上下で貼り付けました。

経糸は一本。

織り込むイ草の太さ、打ち込み本数で円周に必要な長さを予め想定します。

と、言ってもまだ公表出きる程、確立していません。

コンテンポラリ・アート展では

     道具をセットできるスタンド

     手機に繫がる筬及び綜絖

     円筒織

を展示しました。

Wev_system

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December 25, 2006

クラブ織・アート展

C_ori_500 クラブが発足してから約半年、自作の道具を作り、その道具を使って会員が織った

作品をコンテンポラリ・アート展に出展しました。

織組織は平織りですが糸の種類、色、自然物(イ草、トウモロコシの葉など)を使う事で

皆さんが工夫を凝らした織が出来上がっています。

そして、ポシェット、マフラー、等も出来ています。

まだまだ出発したばかりですがこれから創意に満ちた織を期待できます。

写真左上に製作した織の基本道具を吊るして展示しました。

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October 27, 2006

織り実演

織り実演

10月22日の大阪城公園太陽の広場はその名の通り太陽が燦々。

「クラブ織」は初登場でした。

“市民フェスタおおさか”は市内のボランティアグループ、NOP団体、企業等が寄り集まって、今年は第8回目。

織りの体験は、結構人気が有り子供達も真剣に取り組んでいました。

私達が使った道具は簡単に、しかし本格的な織り体験が出来るので、体験者には好評でした。 だから“織り”は誰でも簡単に出来る事を伝える事に成功しました。

R1 Photo R1_1

今後の課題として:

     祭等の性格を把握して、実演と体験に集中させるかどうかの判断が必要。

     体験で織った物を持ち帰り出来るシステムを作る。

     興味が有っても時間が掛かると敬遠する人も居たので、もっと簡易なシステムを考慮。

など等。

初めてながら、成功した出し物でした。

Photo_1

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October 19, 2006

クラブ織 登場

クラブ織 登場

10月21、22日と大阪城公園で“市民フェスタおおさか”が開催されます。

22日、シニア自然大学からは“紙すき”と“クラブ織”が登場します。

活動はまだ未熟ですが、創造力を駆使した作品展示と織りのデモンストレーションが行われ、希望者には織り体験をしてもらいます。

大阪城公園・太陽の広場で10:00―16:00、クラブ織はテント114番です。

是非、お立ち寄り下さい。

Culb_ori_1 Club_ori_2 Club_ori_3

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October 08, 2006

生駒棚田

大阪市の中心部と奈良市の中心部に定規を当てて線を引くと生駒山の南の鞍部を通る。そこが暗峠。

つまり昔、大阪と奈良を結ぶ最短路が暗峠街道で今、国道308号線が通る。

車で峠越えをする人も居るが、初めての人はかなりな覚悟が要る峠越えである。

その峠からすこし奈良側に下ると西畑の集落があります。

シニア自然大学の講座生が4年程前にこの集落の人と話し、荒れ果てた棚田を一部借りて手を入れ始めたそうです。

絶えず集落の人々との話し合いと連携の結果、棚田が整備されはじめ、米作りを行い、野菜作りをはじめ、花畑をつくり、侵食された竹林を刈り、桜を生き返らせ、植林をし、椎茸栽培をして、と大きく活動を広げてきています。

Tanada

私が行ったのは10月1日で刈り取り終わった稲の束が天日で干され、脱穀する予定でしたが雨の為に中止されたそうです。  通常、周りの農家は脱穀機を使いますが、棚田クラブでは従来の方法をあえてしています。

Inataba

また、当日はコープの人達が参加し菜の花の種が植えられました。 これはコープとのコラボレーションで菜の花から菜種油を採取し天麩羅等に使った廃油を車両用オイルに転換するプロジェクトのようです。

私が訪問した目的は、刈り取られた周辺の竹を使って竹炭にする活動を行っているので、

竹炭を提供して頂き織り込みテストをしたかったのです。

試験焼きの竹炭を戴いてきました。

クラブでは今年、新しい釜を設置して現在、最良の品質を得るための行程管理(仕掛け量・温度・時間管理等)を見つけ出す作業を行っています。

Yakigama  

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August 13, 2006

織物工場見学

先月案内しましたが、クラブ織の8人のメンバーが89日に工場見学をしました。

その織物工場は京都の南部、奈良県に接する所にあります。

昔、この一帯は麻糸を主体とする蚊帳の産地でその後寒冷紗の生産に転換して、今この工場は襖紙と織壁紙を生産しています。  

織行程の最初は整経(経糸をドラム或いは織機ビームに巻く)で、ここで如何に全幅に亘り糸の張力を一定にして巻く事が出来るかが織物の品質を決めます。

960本の糸をビームに巻き取る機械は古いが細く切れ易い糸を巻くには最適のようです。

部分整経機は多品種の製品を製造する場合に使います。

クリールの150本の糸を1部分としてドラムに巻き、これを10回繰り返すと全幅1500本の糸が巻かれます。  写真のドラムには10部分、1500本の糸が巻かれています。  これを一斉に織機用ビームに巻き返します。

Creel_for_sec_warper Beaming_fro_drum

このように準備された経糸ビームは織機に掛けられます。

この工場ではエアージェット織機24台とレピア織機10台で織物生産をしています。

Airjet_loom Rapier_loom

織壁紙に就いて:

日本の壁紙は年産約7億平米で織壁紙はその1%に過ぎません。

主流は塩ビ壁紙です。  このように成った理由は織壁紙の場合汚れがとれにくい、張り合わせ部が目立ち安い、等と製造工程が14行程あり塩ビと比較して非常に手がかかります。

しかし、この工場で生産される織壁紙は使用する糸の殆んどが天然素材、あるいは天然素材を原料とする糸で、張り合わせた紙も天然素材であり使用糊も澱粉糊ですから、所謂、シックハウス症候群の原因とされる揮発性化学物質を使用しないから、非常に環境に合った製品です。

更に大事な事は、使用後には全て生分解する事です。 

私見ですが、原料は殆ど全てが植物ですからその成長過程でCO2を吸収し、従って燃やしてもプラス・マイナス、ゼロ、つまり環境負荷がゼロのバイオマスだと思います。

自然素材を使って出来た織壁紙は、通気性があり、空気中の汚れを吸収し、自然の優しさを与え、環境に優しい、この織壁紙にもっと注目すべきだと思います。

Ori_samples

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July 22, 2006

織物工場見学

先月、仕事で訪問した先で、たまたま、ある織物会社の社長さんと名刺交換しました。

クラブ織のメンバーは織物工場など見た事がありませんので、無理かとは思いましたが、そのかたに工場見学を御願いして見ました。

そしてOKの回答を頂いたのです。

一時期、繊維産業に輸入機械を販売するセールスエンジニアをしていましたから、今の業界が置かれた立場は理解できます。 通常、この会社のように、無杼織機*を三十数台持っている規模の会社は最早日本では生き残っていません。

とても輸入品と競争出来ないからです。

しかし同社の生産している製品は特殊な用途であり、また同社の創意工夫に依って製造を継続しているのです。

同社は経糸準備行程の整経機、無杼織機、仕上機、印刷機、捺染機、を揃えており、多分日本ではこの行程を見学出来る唯一の会社だと思います。

27日の定例会で詳細を決めますが、当然ながら工場見学はウイークデーの為参加者は限度があると思います。

しかし、仕事を休んでも見学する価値のある機会なのです。

     無杼織機: 杼=シャットル

織機は経糸の間を杼が横糸を運んで織る。 従来、杼は船のような形の中に横糸を巻いたボビンがありここから横糸を繰り出す。 しかし織機のスピードを上げる段階で杼を撃つ行程がスピードを上げる妨げとなり、杼の代りにグリッパーを打ち出す方式、ウォータージェットやエアージェットを利用して横糸を挿入する方式や腕で横糸を掴み反対側へ送るレピア方式等、無杼方式が主流である。

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クラブ織が発足して、私の頭も織物向けに再活性したようです。

簡単な道具を会員が自作しつつありますが、私はその道具を乗せるスタンドを

試作しました。(写真)

We_system

そして、この試作システムを発展すると、手機機になります。

その為に、針金を使って綜絖(そうこう)を作る道具が出来そうです。

写真は細糸用と中細糸用の試作綜絖です。

試行錯誤の末、綜絖製作道具が出来ました。

この道具を使えば女性でも均一な綜絖が自作できますSokou_1

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June 20, 2006

和知合宿

6月17,18日と和知の萱ハウスでクラブ織の織り体験合宿を行った。

織体験および道具作成はほぼ目標通りに達成できた。

夜8時頃に蛍を見に外に出ると真っ暗な、都会では経験出来ない暗さの中にポツン、キラリと平家蛍の飛ぶ姿が見える。 しかし気候の関係で最盛期はまだ先のようです。

萱ハウスの写真等は既に掲載していますので今回は和知近辺で見た変な、変った目撃写真が中心です。

まず、山陰線Yomeru_2 Stn_name_goma_4

の駅名“胡麻”小さな駅です。

精米店の窓に張られた不思議な日本語。

Akinai

初めて見た栗の花。 そして多分1枝に一個の栗の実。

看板に「春夏冬中」 つまり“あきないちゅう”と書いて、あきないしていない店。

萱ハウスの廊下の窓に張り付いた蛙。 この蛙は腹が減っているのだ。

フッと見ると囲炉裏で燃やした木材に菊柄が出ている。 菊炭の完成!

二日間、時間の経過を忘れた和知の合宿でした。

Kurinomi_yajirushi Kaeru Kikusumi

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May 16, 2006

クラブ織

新地の看板にあるような名前だなーと。

5月14日に織りの体験実習を行った。

参加者全員が今まで自分で織物を織った事が無かった人達です。

先ず、参加者各自で、準備された道具に経糸を並べ貼り付け、二枚の押さえ板の間に挟む。

そして綾取棒を差して綾を作る。

開口筬に一本ずつ経糸を挿入する。

Prepare Prepare_2

更に手前の押さえ板に経糸を張り押さえつける。

これで準備完了。

この場所の場合は丁度手すりを利用出来たのでそこに押さえ板をくくり付ける。

片方の押さえ板に腰を回した紐をくくり付ける。

愈々織りが始まる。

少しずつ織物が出来ると皆さん興奮してきます。

初めて自分で織った織物!!

Weaving_effe Weaving_2_effe

経糸の太さ、経糸の密度(間隔)で調和する横糸の太さ、品種の組み合わせで表現が変る。

この基本を得ると応用が広がり織りの世界が広がります。

次回は6月中旬に

京都府和知町

の萱ハウスで宿泊研修を行う。

ここでは、実習体験者は自分の道具を作成し

初めての参加者は同じ実習を行い

時期が合うのでホタル鑑賞もおこなう。

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April 24, 2006

クラブ織

シニア自然大学の組織の中に“クラブ織”を発足させた。

このキックオフミーティングで発見した事がある。

つまり織りが簡単である事が誰も信じられないようです。

平織りなんか誰にも理解出来る事と思っていた。

4-50年前には、田舎の殆どの人たちが知っていた事を現在の

大人達が知らない!

このクラブの目的は、子供達に“織”は簡単で誰でも出来る事と

伝える為です。

しかし、その前に大人達に理解してもらわないと。

そういう訳で、来月半ばに織りの体験をしてもらいそれで実際に自分で織って貰う。

簡単な古代織りの道具を作った。

Zentai_1

全体写真では織り前から変わり筬、綾取り棒がみえます。

変わり筬は、経て棒の真ん中に穴があり、糸を端から、棒の間、棒の穴、

棒の間、棒の穴、――と配置する。

変り筬を上げると赤線で示したように、棒の穴に入った糸が一本置きにあがり

赤糸の入る角度が出来る。

Yoki_1_1

変り筬を下げると棒の穴に入った糸が下げられ青糸が入る角度が出来る。

これを実際自分で体験すれば織りの基本が理解でき

ると思います。

Yoko_2

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January 02, 2006

ローズマリ 試織

庭のローズマリーを切って試織した。

zuccaさんのドライフラワーを使ったらのアイデアから考えました。

トイレに飾って見たがインテリアとしては面白い。

しかし意外と匂いが出ない。

風呂に吊るしてみようか?woven_rosemarry_2_600 woven_rosemarry_1

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December 19, 2005

織機も一度

織機その物をもう一度御覧下さい。 side_viewshokki_oa_640

関係者からこの織機を元に何か発展出来る企画を出すように頼まれました。

     織幅を広げる

     出張してデモ織り

     綿作りと連携

     他の木工機械装置を作る

など等、少し考えを広げて見ようと思う。

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December 13, 2005