山、ハイキング等
November 06, 2014
November 04, 2014
杉原千畝 浅間山エピソード 20141005
杉原千畝 浅間山エピソード 20141005
この写真はWikipediaから拝借しました。
小諸からの帰りルートは、しなの鉄道で篠ノ井に出て、“しなの”の特急自由席を利用。
焼酎水割りの小缶を飲み松本に着くころはほぼ眠り。
塩尻を出て暫くすると隣に誰か座った。
外国人だ。30歳位。
何処から来たの?と聞くとイスラエル。 観光で回っている。通路を隔てた隣に座っている女性と一緒に来た。 昨日は奥穂高に登ったと、デジカメの写真を見せる。奥穂山荘では一つのフトンに3人詰め込まれ、寝るのに苦労した。 色々質問が飛び出した。
日本の自然に興味がある。 特に自分の国と比べると大違いだ。
神道とは?
自分流の考えを話した。
「日本では昔から自然起因の災害が起こる。ここで生きるには日本人はこの島の中で自然と時に対峙し、また大いに自然の恩恵を受けており、お互いに協調して行かざるを得ない。ここには自然を対象とする神が沢山いる。 結局日本人は自然と協調しなくては生きて行けない」
「イスラエルもアラブも緑が殆ど無く非常に厳しい環境で生きてきたよね。
だから信ずる宗教は絶体神で他を許さない。だからイスラエルやアラブでは人と人とは協調せず対立し生きて行くのかな、と思う」と言ったら 彼も無言ながら頷いていた。
多治見で降りると言うので何故と聞くと、杉原千畝記念館にゆくと言う。
自分の祖父は千畝から通過ビザにサインをもらい、そのお蔭で日本に来る事ができアメリカに行き命を長らえた。だから行きたいと。
千畝は日本に帰国して冷遇された。 かれはそれも知っていた。
なにか周りの人と違う事をすると、その正しい評価は大変な時間が過ぎた後しか出来ない物なのだ、とお互いに納得。
今日はこれから感傷的になるねというと、そうだと言った。
かれは絶えずスマホを見て居る。
「そう、スマホが有るから日本での旅を問題無く出来る。なければ殆ど無理だ」
「そのスマホを無くしたら何もできないよな」と言うと、そうだ。
「でもその為にパートナーのスマホに自分の情報をコピーしてある」
October 31, 2014
浅間山 20141004
浅間山山荘の海抜は1400m。そこを出発して前掛山山頂2524mまで高度差が1124m。 70過ぎの私には堪える高度差だ。
一か月程前に仲間にさそわれ簡単に行くよといった。
9月27日の御嶽山噴火は衝撃!
沢山の登山者達が犠牲になった。
その時、山頂では命を懸けた決断が沢山あったのだ。合掌。
大阪を電車で出発したのは10月3日。
不思議と御嶽の噴火が私の、或いはグループの他の4人とも、浅間山行きを止めようと言う考えにはならなかった。
周りの人たちは私が浅間にゆくと言うと「なぜ今?」という。
では、何時なら良いかと問うと誰も答えない。
不動滝から二の鳥居を過ぎて山の稜線上部に御嶽山と噴煙らしものが見えた。
心で合掌。
火山館の手前のカモシカ平でカモシカが左手の岩のうえでポーズを取ってこちらを向いていた。
賽の河原口分岐上が森林限界で愈々前掛山の稜線登りに取りつく。
滑りやすい細かい砂の上に大きな石が配置され歩きにくくしかも登り傾斜はキツイ。 漸く前掛山頂部稜線に着いたところに、浅間山進入禁止の立札がある。
傍に新旧一つずつのカマボコ型シェルターがある。 御嶽の噴石飛翔の動画を見るとあのような噴石の飛び方だとこのカマボコ型はヤバイと思った。
そして前掛山山頂を目指し歩き出す。左側には浅間山の山頂と火口が少し見えた。
山頂は高度感がある。苦労して登ったので久しぶりに感動を覚えた。
March 26, 2012
天草の旅 P4-田原坂 03122012
田原坂は前から非常に気になっていた場所で今回、熊本城へいったのでそこから田原坂へ立ち寄った。
かなり高齢のボランタリの老人が案内してくれた。
しかし自分の興味が先走り案内の先を行ってしまう。
最初に気が付いた事は田原坂の位置で山の中では無く丘のような場所で何故このような場所で激戦が行われたのであろう?
場所によって違うであろうが薩摩軍が先に布陣をしており下から攻める政府軍を丘の上に向かう道の両側から挟むように打つので思うような攻撃が出来なかったようです。
薩摩軍に包囲され熊本城に籠城されている政府軍は食糧が不足しているので政府軍は早くこの田原坂を突破したい。
突破のきっかけを作ったのが近衛兵の大砲でこの砲撃が薩摩軍に打撃をあたえ政府軍はようやく突破出来た。 熊野古道完歩会の第一回で真田山の旧陸軍墓地で説明を受けた近衛兵の墓石はここで戦った人たちなのだ。
西南戦争では政府軍6,923人、薩摩軍7,186人という大量の戦死者の内、ここ田原坂で約4、000人の戦死者というから、まさに西南戦争の勝負を決めた戦いであったのだ。
関ヶ原の戦いでの戦死者は約8,000人と言われているから西南戦争での戦死者は史上最大の数かもしれない。 その為にこの戦争で日本赤十字社の基礎となる組織が出来たそうです。
“雨は降るふる人馬は濡れる。 越すに越されぬ田原坂
右手に血刀、左手に手綱、馬上ゆたかな美少年”の歌が流れ、
“美少年”の銅像がありました。
最後に私が気になって居た質問を老ボランティアにした。それは
“基本的には薩摩が起こした戦争で熊本の地が激戦の戦場になった事に対し熊本の人たちはどう思っていますか?”
”熊本は薩摩と同盟かんけいにあり薩摩を応援していた。 薩摩人の強さを尊敬していた。”
なるほどと思いました。田原坂には薩摩人の墓地等を見ると手厚く葬むられている事が伝わります。 そして”馬上の美少年像”は薩摩人といわれそれを地元の人たちが故郷創生基金で作ったのだと聞きました。
短時間で博物館を見る時間が無かったが非常に心に残る場所でした。
March 23, 2012
天草の旅 P3-熊本城 03122012
当初、彦山に登ろうと言う計画であったが時間が無いため急遽観光に変更。
熊本城に行った。
日頃、大阪城を見慣れている私の目には熊本城の堀、石垣の長さにビックリです。
再建された城ですが多分加藤清正が設計した城に復元されている様でその偉大さに感動。
形が良いですね。
二の丸駐車場脇に“神風連”の石碑があった。
その首謀達、加屋霽堅、斉藤木三郎などの戦死の跡と記してある。
この神風連の乱はたしか田原坂の戦の一年程前に熊本で失業した氏族達が特に政府が発令した廃刀令に対する反乱で直ぐに鎮圧されたがこの流れがやがて西南戦争に発展してゆく。
また、この乱の事はラストサムライのストーリーの一部にも組み込まれているようです。
March 21, 2012
December 15, 2011
書写山園教寺 11232011
姫路の郊外にある書写山は私がこれから行きたい場所の上位に位置していた。
371mの標高だから歩いて登っても心地良い。
この発音し難く、奇妙な名前の山の由来を食堂の担当者に聞くと、元は素盞嗚命が山頂に降り立ち、一宿したという故事により、「素盞ノ杣」と言われ、性空入山以前よりその地には祠が祀られていたと言われる。山号の由来はこの「素盞」からのものと言われ、写経が盛んに行われていたので書写になったのでは無いかと説明頂いた。
舞台と組み合わさった紅葉が美しい。
天気もよいので大勢の観光客が居る。
食堂(じきどう)の佇まい、食堂から外を見る時の光の作用による光景が印象に残る。 食堂には写経する人の為に写経机が並べられており、緊張の雰囲気がある。
この場所は深く記憶に残る場所です。
November 30, 2011
May 23, 2011
阿蘇天草の旅 P2 052211
5月13日、レンタカーで門司駅を出発して新門司で高速にのり一路阿蘇をめざす。
熊本で高速を降りて大分方向に向かい途中から阿蘇への取り付け路に入りやがて阿蘇の山塊に入る。
11時半ころに草千里の駐車場で見学。 一面の草原が広がり雄大さを感じます。
中岳火口の展望台に上るとかなりの噴煙が上がっており風向きによって強い硫黄臭がにおう。 そして中岳、髙岳を目指して出発。
砂千里を経て谷を登り詰めて稜線にでる。
あとで解ったが中岳の小噴火の取材の為かヘリコプターが飛び交う。
稜線ではかなりな強風に出会い風で飛ばされた砂が頬に当たり痛い。
そして1506mの中岳山頂。
ここから髙岳に向かう予定がほぼ真西にある中岳火口からの噴煙がちょうど我々が居る中岳山頂に向かい、同じく髙岳に向かう。
そしてこの中岳に居るだけで目が痛くなる。 これは少々危険を感じ髙岳はあきらめて戻る。
ここから見える視界の北から南にかけては岩石が剥き出しで、歩いて来た稜線は西に大きく切り立つ地層の端であり、活火山の様相がよく感じられた。
帰りの車中から奇妙な形の山が見えた。 人間が作ったような綺麗な円錐をしている。
後で調べると米塚とよばれる火山運動で出来た山であった。
May 20, 2011
より以前の記事一覧
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