杉原千畝 浅間山エピソード 20141005
杉原千畝 浅間山エピソード 20141005
この写真はWikipediaから拝借しました。
小諸からの帰りルートは、しなの鉄道で篠ノ井に出て、“しなの”の特急自由席を利用。
焼酎水割りの小缶を飲み松本に着くころはほぼ眠り。
塩尻を出て暫くすると隣に誰か座った。
外国人だ。30歳位。
何処から来たの?と聞くとイスラエル。 観光で回っている。通路を隔てた隣に座っている女性と一緒に来た。 昨日は奥穂高に登ったと、デジカメの写真を見せる。奥穂山荘では一つのフトンに3人詰め込まれ、寝るのに苦労した。 色々質問が飛び出した。
日本の自然に興味がある。 特に自分の国と比べると大違いだ。
神道とは?
自分流の考えを話した。
「日本では昔から自然起因の災害が起こる。ここで生きるには日本人はこの島の中で自然と時に対峙し、また大いに自然の恩恵を受けており、お互いに協調して行かざるを得ない。ここには自然を対象とする神が沢山いる。 結局日本人は自然と協調しなくては生きて行けない」
「イスラエルもアラブも緑が殆ど無く非常に厳しい環境で生きてきたよね。
だから信ずる宗教は絶体神で他を許さない。だからイスラエルやアラブでは人と人とは協調せず対立し生きて行くのかな、と思う」と言ったら 彼も無言ながら頷いていた。
多治見で降りると言うので何故と聞くと、杉原千畝記念館にゆくと言う。
自分の祖父は千畝から通過ビザにサインをもらい、そのお蔭で日本に来る事ができアメリカに行き命を長らえた。だから行きたいと。
千畝は日本に帰国して冷遇された。 かれはそれも知っていた。
なにか周りの人と違う事をすると、その正しい評価は大変な時間が過ぎた後しか出来ない物なのだ、とお互いに納得。
今日はこれから感傷的になるねというと、そうだと言った。
かれは絶えずスマホを見て居る。
「そう、スマホが有るから日本での旅を問題無く出来る。なければ殆ど無理だ」
「そのスマホを無くしたら何もできないよな」と言うと、そうだ。
「でもその為にパートナーのスマホに自分の情報をコピーしてある」
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