汐見峠を下って海南市の市街地に入り街並みを歩いているときにその喫茶店が見つかった。
入口はガレージのようで“骨董屋ではありません 珈琲屋です”と書いてある。
奥に喫茶店がある。
“木まぐれ”と言う名前でマスターの話では全て手作り。 焼き板の焼けた部分は全て手作業で洗い落とし京都の油屋から取り寄せた特殊オイルで磨いているので木は呼吸ができる。
テーブルなどは骨董品を加工しなおし落ち着いた雰囲気を醸し出す。
古道あるきの人たちがブラリと入るには最適な場所。
まだ歩きの先があるのに話が弾み一時間も座ってしまった。


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