熊野古道完歩会 第九回エピソード1
竹内神社を訪れた後、細い農道のような道で地元の御婆さんが自転車を押しているのでメンバーが声を掛けると、直ぐに話が出来た。私たちが次の目標である四ツ石地蔵を訪ねるというとそれではあそこにある(多分、御婆さんの畑)の土手にある木の枝を持ってゆくと良いと言うので、では、と枝をとる。 その木は榊では無く別の名前を言っていたが覚えられなかった。 私たちは御婆さんの畑の横の道に腰掛け昼食を摂る。
暫くすると別の少し若い御婆さんが袋一杯のミカンを持ってきて、御婆さんから頼まれて良ければこのミカンを食べて下さいと頂いた。 農家ではない、アマチュアの私が作った物で良い出来とは言えませんが良ければ持って行って下さい、と。
その後ろからさっきの御婆さんが自転車を引っ張ってきて、是非ミカンをたべて下さいと言ってくれた。
私たちは唯、感謝し、分配して有難く頂いた。
私たちのメンバーは皆優しく話好きなので最初の出会いでその御婆さんと楽しく話した。
多分、この御婆さんはそれが嬉しかったのだなーと思いました。
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