第九回熊野古道完歩会
第九回は11月10日(土)10時45分にJR貴志川線伊太祁曽駅を出発。
最初の奈久智王子址をさがすのに手間取ったが地元の人の案内で見つける事ができました。
竹内神社を訪れた後、御婆さんに出合った細い農道の横の御婆さんの畑傍に腰掛け昼食を摂る。
(この御婆さんの事はエピソードで別に取り上げます)四ツ石地蔵を過ぎ次の松阪王子址を通ってくも池の端を回る。この辺りは車の交通量が多く歩いていても危険を感じる。
そして汐見峠に到着。 ここからは海南の海が見えるはずです。 安政二年の大地震の時、人々が逃げ場を失っているとき、のこの峠の地蔵さんが呼びあげて救ったので呼び上げ地蔵とも言われている地蔵さんが居ります。
途中、喫茶店(別のエピソードでこの喫茶店を紹介します)に立ち寄り、次の松坂王子を目指すと春日神社の参道にあると言うので小高い丘を登り松阪王子を見つける。
愈々海南の市街地に入り熊野一鳥居址の案内板に従って、珍しく丘の上に位置する祓戸王子址を経て全国鈴木姓のルーツと言われているほぼ倒壊状態の鈴木屋敷を通り藤代王子(藤白神社)から有馬皇子の墓(孝徳天皇の皇子で謀反を疑われ謀殺された。まだ18歳)でこの日の目的を全て達成し、宿に向かう。
翌日、11日は紀伊宮原へ向かう予定であったが、朝から雨ふりとなり大雨と落雷警報が出て中止とした。
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