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March 28, 2012

熊野古道完歩会 第六回 03202012

9時過ぎにJR新家駅を出発して前回終わった古道の四角から歩き始める。
最初に着いたのは樫井古戦場で大阪夏の陣の際、ここで東軍と西軍が対峙したが西軍の埴団衛門が抜け駆けして西軍の布陣を崩し負ける原因となったそうです。
次に訪れた海会寺跡は7世紀建立で法隆寺と同じ伽藍配置であったそうです。 回廊の柱跡に赤いレプリカが建てられていました。
厩戸王子跡は地元の人に聞いて田圃のあぜ道を通りたどり着く。
信達一ノ瀬王子跡は表示が無いので確認は出来ないが社のなかに馬頭観音があり多分ここがそうであろうと考えた。
JR線を越して山道を上がると林昌寺がありこのお寺は天平年間(729-748)に開創されたが信長の根来攻めで全焼。江戸時代に再建されたそうで見事な名庭園が斜面に配置されている。
長岡王子跡を求めて岡中の楠を遠方から見つけ畦道を通って楠がある社にたどりついたが付近で聞きまわるも長岡王子跡の消息はつかめなかった。その代りこの楠の大木をじっくりと見ました。 周りに別の木がないのでその大きさが遠方からも見える。 帰りのJR列車からも良く見えました。
そして愈々街道一の難所と言われる琵琶ヶ懸崖を通った。
地蔵王子と馬目王子跡は街道沿いにあり比較的容易に見つけられた。 
山中宿はビックリ。 地元の人たちが多分町起こしで石畳を整備し見事な景観を作りだし
ています。
新家駅からJR山中渓駅まで約10kmを6時間(休憩、昼食時間を含む)で歩いたから今回は比較的短かったのですが変化に飛んだ楽しい歩きが出来ました。
これが実質大阪歩きの最後です。次回からは愈々紀州路となります。

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