熊野古道完歩 第五回 02192012
今回はJR東岸和田駅を出発して先ず道の池の地蔵をさがした。
池のほとりにあり、昔の古道の脇に置かれた地蔵の風情を漂わせる。
池の表面を良く見ると細いテグス糸が前面に張り巡れされている。鳥よけなのか? 付近の別の池でも同様です。
次の麻生川王子は三和製作所の所にあるようだが休日で誰も居らず、また付近に人が居ない。
半田一里塚は熊野古道に設けられていた一里塚の原型を留めているようです。
旅人達がこの塚の木陰での休憩している姿が見えそうですね。
地面を走る水間鉄道を横切り積善寺城跡をみます。 大阪(石山城)を手に入れた信長は秀吉に紀州平定を命じましたが、根来衆と雑賀衆の鉄砲を使い金でいる彼等に手を焼きました。だからこの小さな城も中々落とせなかったようです。
和泉橋本駅近くにある丸山古墳は小さいけれど前方後円墳ですが周りがびっしりと人家に取り囲まれ隣接しえいます。
この付近にあったといわれる蔵持王子と近木王子は南近義神社に合祀されていました。 そして鶴原王子は全く手がかり無くあきらめる。
佐野王子は綺麗にしっかりと整地された小さな公園様になっており気持ちが良いですね。
そして戦国武将、塙団衛門の墓を過ぎると皆さんの疲労も逼迫し和泉砂川駅まで行く事は断念して一つ前のJR新家駅で今回の修了とした。
その近くで籾井王子跡は近所の人に尋ねて民家の庭の奥にひっそりと佇む石碑を見つけた。
今回は新家駅でほぼ18kmの距離となりました。
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