熊野古道完歩 第四回 01292012 番外2
第四回も終盤になり夜泣き石を探す為にどなたかに聞こうと思ったが誰も居ない! 本当に居ない!
線路の方向に何となく曲がって行くと向こうから人が来た。
手を挙げて「お尋ねしたい」と声をかけるとそれは僧職の方で
「夜泣き石を探しているのですが」
「ああ、そこです」
附いてゆくとお寺の入り口の右手の一角に石が有った。
その僧職は石の謂れを詳しく説明してくれました。
その石が岸和田城にもち込まれたが帰りたい石はさくざえ、サクザエと夜ごと無き気持ち悪くなったので返した。 近くに橋を架けるためにこの石は再び移動されたが、不要となり、もとに戻そうとしたが、動かされる石はいやがって重量をましたので、運ぶ先は慈光寺と言うと石は重量を軽くして運びやすくした。 そのような言い伝えを教えてくれた。
その僧職に作才町という不思議な名前の事を聞いたが、直接の説明はできないが、ただ、昔、作才地区は過酷な年貢(7割!)をかけられ、これでは生きて行けぬと逃げた。 逃げた先はなんと五島列島だそうです。
そんな遠島まで逃げぬと追跡される。そんな過酷な時が有ったのだ。
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Comments
こんにちは。
ご無沙汰してしまいました。ごめんなさい。
熊野古道の紀行レポート拝読。
素晴らしいですね♪
私もいつか踏破は無理でしょうが、いいとこ取りで
行ってみたいな~なんて思いました(笑)
またお邪魔いたします。。。
Posted by: なを | February 12, 2012 02:35 PM
なをさん
久しぶりです。
私たちの熊野古道はまだ長い道のりです。
参加者は10-14人ですので少し時間がかかります。
第四回は歩行距離約16km。
ルートをネット等で調べ、気ままに立ち寄り先を探しながら楽しんでいます。
何時、熊野神社に到着するか?
なをさんの所は時々訪れて居ります。
また訪問させていただきます。
shima
Posted by: shima | February 17, 2012 10:24 AM