麻酔妄想 082411
私の下半身麻酔は“脊髄くも膜麻酔”と言い脊推骨の間から注射し、下半身を数時間麻痺させる。
病室に戻ってほぼ20-30分後、両手を薄い掛布団の中でへそ当たりまでおろすと、へそ当たりに段ボールのような壁があり、ああこれで施術箇所を保護しているのだな、と思った。
3時間後、足に感覚が戻ってきた。 ところが先ほど有った段ボールが無い。 今から水を飲めますと言って看護婦に水を飲ましてもらったので、彼女にヘソの当たりにあった段ボールは何時外したの、と聞くと
“そんな物は有りません。 この病院にはそんな物は有りません”と一蹴された。
その時の記憶を頼りに下記スケッチ作成。寝た状態で書いた物です。
自分の左右の指は確かにダンボ-ル状の壁に触れ上下に高さがある事を確認している。
その時に左右の段ボールが繋がる上部を指で確認するべきであった。
つまりこれが妄想なのか。 ヘー!
翌日昼前に退院できるようになった。 その少し前、隣にいた同年の男性Sさんが退院時、看護婦にダンボールの事を聞いていた。 その話を聞きたかったが私がナースステーションに行っている間にSさんは退院してしまった。
麻酔に関する説明を麻酔医に聞いたり同意書を読むと麻酔は非常に怖い、危険な物であります。
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