加太の岸壁 121810
野外講座で加太に行きました。 私は何回も住吉小島から磯を歩いて加太に来た事がありますが専門家の先生に話を聞くのは初めて。
中部山地を経て紀伊半島を東から西に横切りこの加太近辺で海に潜って淡路島南端を通り徳島から四国山脈へ繋がる構造線。
海に入る前のこの加太の磯では地層、断層を良く観察できます。
先生は今見て居る地層、断層が出来る時の事を推理しろ、と。 それは今目の前にある自然現象を観察すればヒントとなると。
砂岩は砂の粒子が大きい方がしたで小さいほうが上だからその断層が出来た時の上下が解る。
また、風で飛ばされる砂で出来る風紋も粒子の大きさで風紋が出来る。
これも砂岩が出来た時の状態を記録している。
断層は誰も存在していない何千、何万万年前の出来ごとを記録しており、その記録を解き明かすには推理しろ、とおっしゃる。
そんなに簡単な事では無い。 が、見方が変わってきました。
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