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September 12, 2010

救命救急センター

私にとって救命救急等全く関係無い世界と思っていた。

8月初めの早朝、東京の従兄弟から電話が入り二カ月程前に大阪転勤になった息子が救急車で運ばれ手術をするので立ち会って欲しいとの依頼。

早速6時半ころに都島の総合医療センターへ行き救急救命へ行くとすでに手術に入っているとの事。 時間はどの位掛るかと聞くと、難しい手術だと思うから10時位かとの事で、再度10時半に来た。

12時半頃、事故者の姉も東京から到着。 病院側に通知するとすぐに救命センター内部に通され事務所で丁度手術が終わった担当医からの説明があった。

先生は先ず;

「出血が多く救急車で此処に運ばれなければ、確実に死んでいた。 ここには血液製剤等が沢山ありそれで命が助かった」

「動脈も静脈も切断されていた」

「ガラスで切断された右ふくらはぎは約15cmだがスッパと切れたのでは無くグシャグシャに切れており、顕微鏡を使ってガラスの破片を除去し、そして切断された筋肉や神経を戻しくっ付けた」

手術に掛った時間は5時間半以上で先生達は立ちっぱなし。

大手術であった。

その彼が、今日(9月2日)退院に至った。 自分で歩ける!

救急救命の意味がそして、その大切さが解った。

勇気と決断力の有る人達が働いている所だ。

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