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April 21, 2010

下社の木落とし

4月10日、JR下諏訪駅で降りて下社春宮横を通り過ぎる頃、後ろを振り返ると、山の彼方に真っ白く雪のかぶった乗鞍、御嶽が見える。

道路脇から10m程登ると注連掛(シメカケ)で此処に昨日(9日)木落としされた3本の柱が置いてある。 写真はその内の秋宮二之柱。

ここで皆さん御柱の上にのり大喜びで写真を撮っていました。

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そして木落とし阪へ. 途中、御湖鶴の振る舞い酒をプラスチックの升に入れてもらい一気に飲み干す。 すると昔飲んでいた辛口でサラッとした御湖鶴の味を思い出せた。

見る場所は私が初めから狙っていた、木落とし阪正面右側の林の中。

仲間10人はそれぞれ自分の場所を決めここで、まだ2時間以上待たなくてはいけないが今日最初の秋四の木落としを見る事にした。 斜面は急で直ぐに座った傾斜地の地面の土が動き調整しなくてはいけない。 尻が冷え、足の筋肉が疲労するころ秋四の先導が来た。

引き綱は氏子に引かれ木落とし坂の斜面を下る。

しかしこの斜面、平均35度以上で氏子が綱にぶら下がって降りるような状態にもなる。 つまり普通の時でもロープを持たなければ上がれない、下がれないような阪である。

その内に5-6人の消防団員が機動隊で使うような楯を構えて上を見ている。

なんだろう、人が滑って落ちてきたらあの楯で止めるのか、と思った。 しかし直ぐに判明。  斜面の上で人が動くと必ず落石が起こる。その落石から観客を守る為に消防団員が楯を使って落石を止める。 時々落石がバシと大きな音をさせて楯に衝突。 小気味よい音をさせる。

ここからはせり出した御柱の姿は見えない。 木遣りが始まり、突撃ラッパが響き4-5回繰り返し、一帯に緊張が走る。   正面の観客も緊張で静まる、と落ちて来た。

阪の真ん中を落ちれば良く見えたのにずいぶん手前を落ちた。

止まった柱の先頭部にテコ衆や綱衆が駆け付け部外者等が横から柱に登るのを防ぐと同時に華乗を探し再び御柱にのせ勇気と栄誉を称える圧巻の場面が少し遠いが良く感じる。

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木落とし坂の最上部から見下ろす。 ムー、あそこで3-4メーターせり出した御柱の上にのり、柱と一緒木落ちる。 これはまともな神経ではとても出来ない。 

仲間達にせっかくだから一番大きな御柱、秋一を引かせようと大曲から更にさかのぼると下諏訪の法被を来た人達が下って来る。 おかしいなと思い聞いて無ると、秋一はまだまだ遠方で中々動かない。 仕方なく回れ右で秋三、春二を曳こうと戻ったがどれも今日の曳航を終わっていた。残念!

交通規制を受けながら下ると、なんと春一の木落としがこれから始まる。

春宮の御柱4本の内で一番大きな柱であり、昼食後、目の前を進んで行くのを見た柱。

残念ながら距離が遠いが何とか見えそう。

そして落ちた。  落ちる前に華乗りが見せた決意の姿をカメラが捕えた。

土煙の中を御柱が落ちる。 氏子が群がる。

嗚呼!

遠くとも血が沸く。

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