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November 03, 2008

ガラスの源氏物語

111日の午後、私市での自然観察実習から急いで天王寺に向かう。 そして一心寺の写経堂に着いたのが3時半頃。

植村佳菜子さんの“ガラスの源氏物語”展で今日一日だけ。

絵皿のベースは山村ガラスの工房で一枚ずつ手作りする。 その時、絵の背景色は40グラムの色ガラスを直径約35cmの皿面全体に均一に広げて裏側とする。(背景色は通常表側だそうです)

こうして出来た皿に植村さんが源氏絵巻54帖の絵付けをして焼付け、出来上がった作品が並んでいる。

皿の表にえがかれた絵と皿の後ろから背景色の上に描かれた絵は皿の厚み、多分8-10mmを通して重なり絵に深みがあります。 更に厚みが有るから見る角度を変えると絵が微妙に変化する。  私の頭の中では光源の角度を変化させたり、動かす、また光の色を変化させたりすると、どうなるだろうと想像力をかき立てる。

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この日の朝日新聞の朝刊に記事がでていたので、それを見て急遽訪れた人も多く、閉館の午後4時ではおさまりそうも無かったと思います。

植村さんは既に源氏絵巻54帖を紙に書き上げているが今回の絵は皿の円形に合わせ新たに3年かけて描き焼き上げたそうです。そして1000年紀に間に合わせた。

彼女は手作りの七夕祭りや新重陽の節句等ユニークな活動を主催していたが、ここ1-2年、それらの活動を止めたので寂しく非常に残念に思っていた。

しかし、このガラスの源氏物語を見て、新しい、素晴らしい可能性を見つけたのだなーと感じ、益々発展して欲しいと思います。

下記のページには以前植村さんの書いた源氏絵が有ります。

http://bentenmok41.air-nifty.com/woolhorse/2005/08/post_44fe.html

歴史的に文化的に芸術的に重要な物語と思ってはいますが、私自身はまだ源氏物語を読んだ事が無く、そしてまだ読もうとも思わないのです。

しかし部分的にその着ている着物の形や色の表現には興味があります。

だから6月に相国寺で見た源氏錦織絵巻を見、その織物の技術力に魅了されました。

下記のページには相国寺承天閣美術館での印象:

http://bentenmok41.air-nifty.com/woolhorse/2008/06/post_ee3c.html

*写真撮影とこのブログへの掲載は植村さんの了解を得ています。

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文化・芸術」カテゴリの記事

Comments

shimaさん、
ガラスのお皿の源氏物語 写真を何度もクリックして拝見しました。
美しくそしてはかないですね~。
1巻を1枚の絵皿に表現するのって よほど読み込まないと出来ませんでしょうね。
集中力を途切れさす事無く54帖を完成された事 素晴らしいとおもいます。

Posted by: zucca | November 12, 2008 10:18 AM

zuccaさん
4-5年前に植村さんは既に54帖の絵を描いています。 今回は円形の皿用に絵を再構想して書いたようです。
又、平安時代の着物や色にも詳しいですね。
このガラス絵皿を見ると幻想的な世界を見るようです。

Posted by: shima | November 13, 2008 12:45 AM

とっても美しいですね♪

先だって和紙の源氏も見てまいりましたが
硝子も素晴しい!!!

源氏物語を古語で読み始めて6年以上経ちました。
でもでも、まだ光源氏さまは18歳、、、
54帖 元気なうちに読み終えられるといいのですが^_^;

Posted by: なを | November 13, 2008 10:28 AM

なをさん
古語で読む源氏物語!
大変な事をしているのですね。
それでも読み理解したい。
なをさんの文には、その影響が出ているような
気がします。

Posted by: shima | November 15, 2008 10:17 PM

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