六甲山カフェ
筋力トレの積もりで9月23日に地獄谷を登り風吹き岩から下り、高座の滝、大谷茶屋前の護摩堂の石段にザックを置く。そして腰を下ろして一服し汗が収まるのを待つ。
トイレに行って石段のザックを背負い歩きだす。 フット左を見るとチョークの小さな字で、「六甲山カフェ」と書いてある。 あれ、ここは大谷茶屋の洞窟なのに。
「六甲山カフェ」――「コモン カフェ」と記憶が繋がった。
3-4年前か、芦屋川駅から汗だくでここに到着して一休み。 すると護摩堂の前当りにパラソルを広げ、ベンチで山用のガスコンロを使ってコーヒーを煎れ売っている人がいた。
その時は、ヘー、こんな人達が居るのだと思った。
去年か、中津のコモン カフェに行った時、オーナーの山納さんが六甲山カフェの事を話していた。
だから中に入って話をすると確かにコモン カフェ繋がりでした。 ここのオーナーが一時期コモン カフェで営業していたそうです。
コーヒーを注文。 「登り用」と「下り用」どちらにしますか? エー!
「登り用」は少し濃く、「下り用」は少し薄い。 フーム、成るほど、面白い。
で、当然下り用を注文。 自分で豆を挽きますか? 小型の昔からあるタイプの豆挽き器をテーブルに出す。 普段私はコーヒーをブラックで飲む。 ところが自然に砂糖を入れて飲んだ。 ウーン、旨い。
オーナーは自分で豆を選びミックスして(某、有名なブランド豆も少し入っている!)拘りの一杯。
「ワインを飲む人が居るのですね?」 かなりの種類のワインが洞窟壁際に並んでいる。
「ワインは自分の個人的趣味で少し置いていたが、その内に飲む人が増えてきた」そうです。 私は、この汗だらけの体でワインはどうかなーと思う。
しかし、ワインを飲みながら高座の滝を眺め、水音を聴いて楽しむのも良いですよ、と。
そうか、11-12月、もう少し涼しくなって汗も少なくなった時期にワインを遣って見ようかなと言う気分になりました。
大谷茶屋のオーナーとの話でこの洞窟を借りて今年の春から営業するようになったそうです。(確認はしていませんが、多分、土、日、祝日営業のようです。) その為にあまり派手な看板を出す事は遠慮しているようです。
皆さん、今度、高座の滝を通り掛かったら是非、六甲山カフェへお立ち寄りの程を!
コーヒー、いけますよ。
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Comments
六甲山カフェ、いかにも都会的ですね。
登り用、降り用で飲む人の好みに合わせて
ブレンドしてくださるのが愉快です。
おまけにワインセラーも…。遥かな眺望を
愉しみながらの一喫はさぞかしの味わいで
しょう、良いアイディアマンですね
Posted by: nekozizou | September 30, 2008 02:49 PM
nekozizouさん
次回神戸にこられた時は是非行って下さい。
阪急、芦屋川駅から北に向かって山に入り3-40分。
高座の滝に行けます。 ハイキング装備無しでも大丈夫です。 高座の滝は谷間ですから眺望は有りません。
しかし滝を見ながら、水音を聴きながら、コーヒーも良し、ワインも良し、ですね。
Posted by: shima | October 01, 2008 12:35 AM