植生の遷移
10月20日は植生の遷移を実地で見るべく先生に引率され、京都の大文字山に行く。
植生は:
裸地―最初の植生は地衣類・コケ、そして草原となり、そこに低木林が出来、やがて陽樹林となる。 更に最終段階として陰樹林となる。
今、京都ではチットした景観論争が起こっているそうです。
つまり、江戸時代の京都を囲む山はマツ林(陽樹林)であった。それが今、シイ等の陰樹林になりつつある。 江戸時代の絵巻物はマツ林だからシイ等陰樹を切り:
* マツに植え替えるべき。
* イヤ、自然に任せるべきだ。
銀閣寺横から大文字に上がる道筋で、昔は赤マツが有ったであろう場所が今はクヌギ、コナラ、等の陰樹系にかわりつつある場所から更に上の登り、大文字から大文字山山頂への道はアカマツが多くなり遷移の状態を実際に見ながら確認した。
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Comments
植生は やはり自然に任せるべきですよね。
税金を使ってそこまでする事かしら?
景観を言うなら、建築物の規制をもっと厳しくしたほうがよほど良いと思います。
パリのように・・・。
でも もう手遅れかも。
Posted by: zucca | October 24, 2007 09:32 AM
zuccaさん
私も自然に任せるべきと思います。
ただ、これからは地球温暖化で遷移が影響を受けると
本来の自然が何か解らなくなります。
困った時代になりました。
Posted by: shima | October 24, 2007 11:39 PM