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June 13, 2007

大峰講 パート2

Gyoujya 6月10日、朝7時、洞川の龍泉寺で心経を合唱後、希望者だけが吉野に向けて約20kmの行程に出発である。 昨日の今日である。体調が良とは言えないが参加する。

ほぼ北に向け登り続けて約1時間で小南峠隧道で休憩。 すでにこの時点で最後尾!

ここからは気持ちよい降り道で調子よく歩ける。 多分時速6km以上のスピード。

出発から約2時間で河分神社の前に来た頃に途轍もない大雨に見舞われる。

この神社、祈雨、祈晴の神様でひょっとしたら誰かが雨乞いをしてしまったか?

Kawake

暫く待つも止む気配は無く雨中を出発し黒滝村役場を右折して1.2kmの地蔵トンネルを歩く。

下市町に入り三叉路を右に上がった所で吉野のホテルの車が落伍者の出迎えに来たが、意地を通して断り歩き続ける。

最後の3-40分、足は痛く無いのに足が前に出ない状態でスピードが急激に下落する。

筋力が無くなって来ている事が明白に解る。 普段の甘いハイキングで使う筋力ではこのスピードには全く対応出来なかったのです。

吉野の蔵王堂到着が11時33分、講主が11時30分から蔵王堂での行事に間に合わせるようにと言われていたのに意地を通して遅刻したから苦言を呈せられた。

全工程20km。

私はほぼ4時間半、時速4.4km。

先頭者は3時間20分で到着だから時速6.06km。

あるいはこの人達は1kmを10分弱で歩き通した。

殆ど舗装されているとは言え、二つの峠越えの山道である。

平地歩行で時速6kmは凄く早いのに山道でこれをやるとは!

講の自主参加者16名、年齢は60-69歳が踏破。

この洞川―吉野ルートの名前は解らないが現講主のお父さんの時代から使っているようですがこの日は雨の為か縦走者は多分私達だけだったと思う。

ホテルの部屋で着替えを整え上千本の桜が見渡せる露天風呂に入って昼食を摂る。

大変な二日間であった。

来年もこの講と一緒に、と考え始めている自分が恐い。

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Comments

shima様。時速4.4㌔で4時間半…20㌔!
蔵王堂到着はそれでも遅いと言われたのですか。
こんな物凄い講に参加されて、ご自身を鍛える
迫力を賞讃するばかりです。役行者像の写真、
素晴らしいです。蔵王堂から竹林院までで、
帰りはタクシーのわたし、初めて吉野の奥を
知ることができました。ありがとう!

Posted by: nekozizou | June 13, 2007 02:29 PM

shima様 コメントがおくれませんので、また
改めて書き込みますね。

Posted by: nekozizou | June 13, 2007 02:33 PM

nekozizouさん
時速4.4kmでも遅れてしまいました。
遅れたのが問題のようでした。
でも皆さんの健脚には脱帽せざるを得ません。
コメントについては”マイナスエネルギー”でも書きましたが迷惑
コメント防止のために公開されるまえに私がチェックして迷惑分はここでカットします。
私がチェックした後で公開しますので時間の差が出ます。
少し不便をお掛けしますが宜しくご協力を!

Posted by: shima | June 13, 2007 04:11 PM

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