役行者の縁
ポンポン山からの帰路、本山寺に立ち寄る。 下り道故、裏から入る。
この寺は宝亀年間(770年頃)に役行者が開山。 ここに有る重文の毘沙門天立像は役行者の自作と伝えられている!
むき出しの木彫りが立派な本堂である。
中の門は秀頼が1603年に伏見桃山城から移設したと伝えられている。
出口(つまり入り口)近くに見慣れない門があり注連縄が垂れている。
これは勧請掛といい、毎年12月25日にシキミ(樒)を束ねて12筋の注連縄とする伝統行事があるそうです。
暫く歩くと“行者衣掛之松”の枯れた松が収まった小屋がありました。
更に下ると同じ頃、矢張り役行者によって開山された神峰山寺(かぶざんじ)がある。
この境内を見たかったのだが、先頭を歩く人達は、そんなものには興味が無く通り過ぎて行ってしまった。 残念!せめて境内に入りたかったのに。
歴史や神社仏閣には殆ど興味が無い人と有る人と、グループ行動の弱点はここにあるが、一人で行くか、興味の有る人と行くか、フーム
この寺の境内には開山堂があり役の行者が祭られているだけに見れなかったのは残念。
また、この寺の門近くに行者因縁の“筏掛石”が祭られている。
このように、本山寺と神峰山寺は両方共に役行者が開山されたのです。
大峰以来継続する役行者の縁である。
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