風の谷の
京都府南部で宇治と接する和束町はお茶の産地です。
鷲峰山(しゅうぶざん)への登り口を出てほぼ30分ほどで下の茶畑を見渡す。
私の目に飛び込んで来た風景は“風の谷のナウシカ”の一場面。
ほんとうに穏やかな曲線の組み合わせで何時までも見飽きない。
途中の檜林では桧皮を取った後の木肌の赤が痛々しい光景を見る。
山頂の金胎寺でノートに名前と住所を書き300円を支払って修業道に入る。
役行者が開いたと言われる業場への道を辿る。 かなり急で危険な坂を下りると五光の滝。
さて、この修業場の最も危険な登りルートにはいり鎖場を過ぎると小鐘掛にぶつかる。
最難関は写真の中央に映っている岩がオーバーハングしており、それを乗り越さねばいけません。
ロープとテープを出して危険防止のために体を確保して全員無事に通過できた。
鷲峰山そのものは普通の山ですが、この修業道はかなりな危険を伴います。
下山に茶畑のオーナーと話しが出来ました。
今、京都で売られているお茶のほぼ70%はここ和束町の物だそうで宇治茶は非常に少ないそうです。 新茶は5月ですが、出始めは高価だから5月中旬に来ると直接入手できるようです。 茶農家は殆ど自分の乾燥工場を持っており仕上がったお茶を買えますと。
もし売ってもらえなければ私の所に来なさいと場所を教えて頂いた。
是非、再訪して和束の新茶を味わいたいですね。
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Comments
風の谷の茶畑・・・美しい風景ですね~。
私の出身は狭山茶の産地なので、
今でも 新茶の季節にはお茶を取り寄せています。
狭山茶は甘みがあって美味しいお茶です。
和束の新茶 楽しみですね!
茶摘の季節には、学校もお休みになって、
子供も茶摘みを手伝ったのですよ。
Posted by: zucca | April 15, 2007 08:41 PM
zuccaさん
一度仕事で狭山に行った時に狭山茶を土産にかってきました。
でも、狭山の茶畑を見る事は出来ませんでした。
今の茶摘みは二人一組が通路を挟んで茶摘機を操作してよるようです。
だから茶畑の畝のカーブは全部同じでそれが並んで居るのを見ると
なにかアート的な感じを受けます。
Posted by: shima | April 21, 2007 11:47 AM