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September 22, 2006

旅8 まとめ

何回も日本に来ているダリオに日本の内陸部を案内する絶好の機会となった。

何時も都市部の近代ホテルに泊まっているので、今回は思い切ってローカルなホテル、ホテルその物よりも露天風呂、ハイキングに都合の良い場所等を考えた旅となった。

ダリオの父君は名家にも拘わらず質素を好み近代的な大きなホテルやレストランを毛嫌いしており、そのあたりはダリオにも深く影響しているようです。

ですから、宿やレストランの外見より内容、実質を見ています。

それでもユースホステルを選んだ時は、これでよいかと思いましたが、ドイツ発祥のシステムだからなんの抵抗も無く体験しました。 もっともここでは寝る事と朝食だけでしたが。  でも、それで3,750円です! 静かな“湖畔”の宿でした。

露天風呂好きなダリオは下諏訪でも駒ヶ根でも私より遥かに長く風呂に入って楽しんでいました。  普段の会社経営の重圧から多少でも開放された時を過ごせたと思います。

食事は何処が一番よかったか? の問いに下諏訪の居酒屋ゆきと答えました。

他と比べると特に特徴が有るとは思えず、ただ居酒屋チェーンでは無く独自の経営です。

経営者や従業員のちょっとした心がけや話し方が如何に客の心に響きひいては食事の味に影響し酒の旨さに影響する。 私達だけで無く廻りの客もハッピーな顔をしていました。

この時の地酒、高天は正にそれで皆でどれだけ飲んでしまったか。

ドイツのフランケンのなにかの銘柄と味が同じとか、いいながら呑んでいました。

日本の良い面と少し悪い面を見て、満足していました。

勿論、私のような企画兼優秀(自慢)なガイドがいて実現出来た旅でした。

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Comments

 私も5月にドイツ人を1日アテンドして、神戸市内を回りました。仕事の関係先だけですが、前日には灘の駅前の居酒屋で一杯やりました。彼は焼酎、日本酒は飲まずにビール一辺倒でしたが、日本のビールもうまいといっていました。和食もほとんどのものを食べていました。ドイツには高い山はあまりなくせいぜい2000mくらいだと言ってました。10年ほど前に行ったドイツのなだらかな丘の風景を思い出しています。日本の山岳のよさを伝えていただきなぜか感謝の気持ちが湧いています。
 私のホームページをリンクいただきありがとうございます。

Posted by: とんぼのめがね | September 22, 2006 12:46 PM

とんぼのめがねさん
昔と違いドイツでも魚を良く食べるようになり、必然的に和食への興味が上がってきています。
魚がOKであれば居酒屋は外国人にも良い場所ですね。
本州のほぼ中央、北へ行っても南にいっても約150km山また山を越して海となる事を説明しました。 良い経験だったと思います。

Posted by: shima | September 23, 2006 09:01 AM

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