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September 2006

September 29, 2006

熊 ヘアートラップ

霧が峰、駒ヶ根、一乗寺城山、赤兎山と各地で熊の出没を警戒していました。

どうも今年は熊の出没が多いようですね。

赤兎山登山口の近くにこんなお知らせがありました。

そして、その先にトラップがありました。

Kumachousa

Kuma_trup

熊はトラップの真ん中上に吊るされた蜂蜜に引き寄せられ熊が有刺鉄線に触れ毛が有刺鉄線に残留するので、その毛を調べるようです。

そうですね、ここはツキノワグマの生息地に近い訳ですから早々に引き上げました。

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栃の実

今年は栃の花を芦生で始めて観ました。

Tochi_hana_1

極最近、自然大学の先輩から栃の実を戴いた。

初めて観る栃の実は予想外に大きい。 写真の十円玉と比べてください。

Sany0088

更に、丹波薬草園では栃の木と木に成っている実、そして落下し皮を被っている栃の実を始めて観ました。

Sany0090 Tochinoki Tochinomi

食べる為には気が遠くなる行程が必要でネットで調べながら挑戦してみます。

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September 26, 2006

台風並行 赤兎山

皆で気にしていた台風は我々の予定とほぼ平行的に動いている。

昨夜は強風と雨。 朝も残っていたが止んだ。 出発時間を遅らせ8:30とする。

宿を出てミニバスは157号線の木根橋トンネルを出、小原林道に入り幅狭い道を登り続け途中の廃村を通リ悪路を登り続けて、漸く駐車場所に到着。 よくミニバスがここまで来たものだ。

Tozanguchi

大長山と赤兎山の2班に分かれて出発。  小原峠で休息の後、赤兎を目指す。

流石に台風の影響で登山者は少なくすれ違いも2-3組しかいない。

結構な急登を経てようやく強風の赤兎山頂へ。

Sancho

良い天気であれば東側に大きく白山が見えるのだが生憎、半分以上が雲の中。

しかし南西方向には荒島岳が見える。 重たい雲が高速で動く。

山頂付近は丁度リンドウの花盛り。

Rindo Michi

予定では池を越えて避難小屋まで行く予定を、黒雲の流れがこちらに来るようなので、下山にむかう。

幸い雨には合わず無事下山後、約1時間、大長山組の下山をまつ。

(大長山は数年前に関西の大学ワンゲルが雪山で遭難した場所です。 あの時のTVインタビューしていたリーダーの受け答えを見聞きし彼は若いのに立派なリーダーの素質を持っているなーという印象がいまだに残っています。)

Daichou

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September 24, 2006

台風並行 一乗寺城山敗退

9月17日朝、宝塚駅に神戸の仲間がピッタリ20人集まりミニバスで福井に向けて出発。

この企画は雨天決行。

永平寺近くから一乗谷に入ると直ぐに朝倉遺跡公園がある。朝倉一族15代100年の夢の跡。 リーダーはその最上部からの直登ルートを選ぶ。

入り口には“熊出没注意”の看板がある。

しかしこのルートは荒れて欠落し、その部分が高巻ルートが出来ているが険しい。

やがて大木が根こそぎ倒れおり、その先で大きな土砂崩れ場所に出会う。

Shiroyama_1 Shiroyama_2

その先のルートが見えず、土砂崩れを上に登るも急登で全員は無理。 これは今年の雨だけで無く2-3年前からすでにルートが消滅しているようだ。 ここで撤退決定。

この為、当初予定に無かった一乗滝を見学する事に。

入り口に佐々木小次郎の銅像がある。 以前に見た時に高倉健の顔の似ているなと思ったが、最近は“みのもんた”の顔似だそうです。

Kojiro_taki_renn

宿泊は

大野市

宝慶寺いこいの森、大野森林組合が管理する管理棟の和室50畳敷きを借りる。 夕食はナベ料理、途中で購入した材料を馴れた手つきの女性達が作る。

男の出番は無い。 そんな中で、庭の草花を使って生け花を飾る人がいる。

Kokorotsukai

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September 23, 2006

薬草

神戸薬科大学の加藤名誉教授により9月13日の講義に続き16日は丹波薬草園で実地見学を行った。 

中国の春秋時代に魔法医術と薬物療法が史記に記載されており、三国時代(221-265)に医学体系をつくり、金・元時代に四学派が現われ李朱学と呼ばれた学派が日本の室町時代に伝わり宗教と医学を分離させ後世派の源流になったそうです。

中国ではアヘン戦争後、日本では明治維新後、漢方は衰弱したようですが近年、所謂、西洋医学では治癒出来ない分野への薬草を利用する傾向が高まっています。

漢方医学は日本で発展したもので江戸末期確立。

中国では中医学と呼ぶそうです。

3薬草のセネガ、トウキ、オウレン、等を実際に見るべく丹波に行く。

Saibaichi

セネガとトウキを栽培している農家の畑で見、話を聞く。

トウキ(当帰):血行障害、鎮痛、沈静剤

Touki

写真に映って居るトウキは二年もので3年経つと価値が無くなる。葉も香もセロリーに似ている。

セネガ:去痰薬の原料

北米原産でセネガ族がガラガラ蛇咬傷の解毒剤として用いた事に由来するとも言われているそうです。 1年草でこの地区で年産10トンを生産し国産のほぼ100%をしめる。

Senegae

田圃との連作によって黒根病を克服したと言う。

オウレン(黄連):健胃、鎮静、止寫

根の直径が3-5mmで黄色。 黄色液を舐めてみると苦い味がした。

Ouren

農家に聞くと薬草栽培の手間は米作の10倍かかり利益も悪いからあまり歓迎された作物では無いようで、では何故栽培するかと問うと、この土地でこの環境で育てた物が我々に一番利くのでと。

実際はこれ等の薬草は殆ど中国からの輸入品に価格で対抗出来ないようです。

ここでも価格問題が有ります。

薬草だからと言って農薬を使わない訳にはいかないのだから輸入薬草の管理はどうなっているのだろうか?

薬草類が入っている健康ドリンクの原料はOK?

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September 22, 2006

旅8 まとめ

何回も日本に来ているダリオに日本の内陸部を案内する絶好の機会となった。

何時も都市部の近代ホテルに泊まっているので、今回は思い切ってローカルなホテル、ホテルその物よりも露天風呂、ハイキングに都合の良い場所等を考えた旅となった。

ダリオの父君は名家にも拘わらず質素を好み近代的な大きなホテルやレストランを毛嫌いしており、そのあたりはダリオにも深く影響しているようです。

ですから、宿やレストランの外見より内容、実質を見ています。

それでもユースホステルを選んだ時は、これでよいかと思いましたが、ドイツ発祥のシステムだからなんの抵抗も無く体験しました。 もっともここでは寝る事と朝食だけでしたが。  でも、それで3,750円です! 静かな“湖畔”の宿でした。

露天風呂好きなダリオは下諏訪でも駒ヶ根でも私より遥かに長く風呂に入って楽しんでいました。  普段の会社経営の重圧から多少でも開放された時を過ごせたと思います。

食事は何処が一番よかったか? の問いに下諏訪の居酒屋ゆきと答えました。

他と比べると特に特徴が有るとは思えず、ただ居酒屋チェーンでは無く独自の経営です。

経営者や従業員のちょっとした心がけや話し方が如何に客の心に響きひいては食事の味に影響し酒の旨さに影響する。 私達だけで無く廻りの客もハッピーな顔をしていました。

この時の地酒、高天は正にそれで皆でどれだけ飲んでしまったか。

ドイツのフランケンのなにかの銘柄と味が同じとか、いいながら呑んでいました。

日本の良い面と少し悪い面を見て、満足していました。

勿論、私のような企画兼優秀(自慢)なガイドがいて実現出来た旅でした。

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旅7 千畳敷

In_cloud 9月12日、駒ヶ根駅から出るバスに途中で乗車したが誰も乗って居らずバスの一番前の座席にすわる。 山岳部に入ると先の大雨でバス道が流失しており仮設道路で現場を回りこむ。 この道は一般車両の乗り入れが出来ない道路です。

急斜面の登り角になると3人共、前に迫る崖を目前に回り、即次の壁を反対にハンドルを切って回る運転手の技術に感心しきり。

運転手は夫々の角の角度を正確に覚えて居るのでしょうね。

ロープウエイしらび平駅の海抜1,661mから千畳敷の2,611mまで一気に上るゴンドラは爽快そのもの。

曇天の中、約300mのジグザグ登山道を登って乗越浄土に到着するも全て雲の中。

ココから見える雄大な眺めをドイツ人に見せる事が出来ず残念。

Nokkoshi_tochu

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September 21, 2006

旅6 駒ヶ根の夜

露天風呂から上がりタクシーで市内の居酒屋に行き夕食をした。

珍しい“くじらのニギリ”を見つけて注文。 そして説明すると“食べたら女房に怒られるから食べられない” 無理強いはしなかったが、ついに新鮮で旨そうな姿に二人共手を出し食べた。 そして“旨い”と。

Kujiraw_text

帰る段になって、ダリオが歩いて帰りたいと言い出した。

とんでもない、食べて、呑んで良い気分になっているのに5-6kmある距離を歩いて帰る?  ダリオがホテルで貰った地図が有るし、だいたい解かるからと。 根負けした。

とに角、坂を上に向かって歩き出す。 都会と違いあたりは真っ暗で地図を見る為に外灯の下へ行く。 高速道路の下を通る。 そして派手なFホテルの横を通る。 この辺までは良かった。 その先の角で意見が分かれた。 私が主張した左折の道を辿るが10分ほどで森の中に入り間違った方角と解かる。 外灯の下で地図を見る。 ダリオが“ム、獣の匂いがする狐かな”。 そんな匂いもかすかに感じる。 狐に取り付かれた?

すこし先に看板の光が見えるので行って見るとコーヒーを出す場所のようだ。 助かった、方向を聞いてみようと道路から未舗装の道を右に上がりその店に入り、カウンターに居た中年の女性に“道に迷いました”と、現在地を聞くと矢張り間違って曲がってしまった事を確認。 そして私達がユースホステルに泊まっていると話すと、後ろにいた旦那さんに“車で送ってやって”と話す。 “今日は市役所の車が熊が出たから注意しろと放送しながら廻っていたから”

ダリオに話し、悪いからビールを頼もうと頼むと、“そんな事しなくとも送りますから”

でも、3人共、これまでの歩きで喉が渇いて丁度良いので是非ビールを下さいということでビールを飲む。  旦那さんが“さっき狐に出会いませんでしたか? 家の前から狐が二匹、下の方へいったよ” ヘー、やっぱり狐に憑かれたのだ。

旦那さんが“ユースホステルは門限が無かったかなー”と質問。 そうだ、普通のホテルとちがうのだ!  で、旦那さんがユースホステルに電話して11時が門限と知りまだビールを飲み干す時間が有る事を確認して飲み、支払いを済ませ、感謝の礼をして旦那さんが運転する大型4駆にのると、未舗装の林の中、別荘地の中を高速で飛ばして10分ほどでユースホステルに到着。

ダリオは改めて日本人の親切さに感謝していました。

確かあの店はジュンと言う名の店でした。 感謝。

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September 20, 2006

旅5 駒ヶ根

11日の朝、山王閣から大きなラゲージを直接名古屋のホテルに宅急便で送った。

グルテン氏は風の為に下諏訪から塩尻経由で名古屋に行きホテルで静養することになりました。  一人旅の彼の為に塩尻での乗り換え方等を教え別れる。

3人は駒ヶ根駅近くでラーメンの昼食後、タクシーで駒ヶ根ユースホステルへ。

そうです、今日はこのユースホステルで大沼湖の畔にあります。  高峰三枝子の“湖畔の宿”の湖は榛名湖のようですが、この大沼湖も一時、“山のさびしい湖”と言う話もあったようです。 そのような雰囲気はあります

Yamano Geta_skate

宿に荷を置き、旧家を見、池の畔のログハウスでコーヒーを飲む。 この店の二階に上がり誰も居ないテーブルに座る。 んー?下駄スケートが置いてある。 ダリオに説明すると“冷たいのに信じられない”の反応が。

空木岳登山道を登り途中からスキー場を一回りするコース歩きましたが“熊に注意”の看板があちこちに立てられていました。

そして、露天風呂に入りました。 

風呂から出て岩の上に座ると雨が体に当たり火照った体を冷ます。  そして風呂に入る、を繰り返し、谷間の下から上がってくる雲の流れを目が追う、何も考えない、リラックスの時間がほぼ2時間。 ゆっくり出来ました。

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September 19, 2006

旅4 車山

山好きなドイツ人に頼まれてハイキングをしました。

9月10日は霧が峰の主峰、車山(海抜1925m)へ行きましたが、心配していた天候も回復して日光がたっぷり。

タクシーの運転手と話しましたが、4人で一台に乗った場合とバスを利用した場合の費用はほぼ同じと言う事でタクシーで車山の駐車場へ。

先ずは展望リフトを乗り継いで山頂へ。(すこしズルイ)

山頂からは360度の展望ができました。  雲が八ヶ岳の山頂部を覆っていますが素晴らしい秋の景色を堪能。 富士山も見えました。

Shirakabako_text Yatsu

山頂からは普通、喋喋深山を通るのですが行程が短すぎるので山彦尾根を廻って物見岩、そして湿原の鎌ヶ池を通って約2時間で七島八島に到着。

昔、小学生の頃は今のように木道やロープ等無いから勝手に七島八島に入りイモリを手掴みしたものです。

短いながらも皆さん満足!

普通、外国からのビジターは内陸部へは来ないので、本州中央部の展望と歩きを堪能してもらいました。

Aki_iro

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旅3 グルテン

3人のドイツ人が来る前に、その内一人がグルテンの入った物は食べられないとの連絡がありました。  小麦粉の粘りを出す物質で、調べると麺類、パン、パスタ類や天麩羅やカツの覆い、又、調味料にも入っており大変だ。  

緊急の食品を持参するように要求した。

下諏訪での昼はソバに“目の無い”ダリオが手打ちソバ屋に入りたいと言ったのでソバ屋の主人にソバ粉100%で打って下さいと頼んだが断られた。 彼は自分ではソバ粉100%で打った事があるが、とても客に出される物では無いとの事。 残念。

9日の下諏訪の夕食は義理の従兄弟がやってる“居酒屋ゆき”で、刺身、煮魚、焼き魚、野菜でグルテン問題をクリヤーした。

Yuki

翌朝の朝食では持参の“大豆パン”を食べていました。

グルテン問題の彼の話では、この問題は遺伝性で、グルテンを食べても即敏感に反応するのでは無いが、グルテンを食べる事で癌になる危険性が増大するのだそうです! 大変だ。

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旅2 山王閣

今回のオフビジネスは通常のホテルを止めちょっと変化に富んだ宿を選びました。

ポイントは山と露天風呂、そして気安さ。

9月9、10日の諏訪の宿は下諏訪の諏訪大社秋宮境内にある山王閣で、50数部屋は全室和室で諏訪湖側十畳の部屋を二つ、つまり2人で一部屋を使う。

チェックインをして一歩ロビーに入ると、湖側の窓全面に諏訪湖の眺望が広がる。

皆さん感嘆の声。

Fro_hotel_robby

大風呂も露天風呂も諏訪湖に面している。

ドイツ人の二人は気に入って何度も露天風呂に入る。

2食付で朝食の和食バイキングも旨い旨いと何でも食べる。

日本で棲んだ経験のある一人がドイツの食事に比べいかに日本食が健康によいか、変化に富んだ食材で旨いか、と他2人に話す。

問題:

チェックアウト時、現金支払いを要求される。

ホテル側にクレームをつける。 現金支払いはチェックインの際にはっきりと言うべきで、

又、ホームページでも案内すべきである。 特に電車の時間や客先訪問時間が決まっている場合等、致命的な時間のロスに繫がる。

ドイツ人と市内の八十二銀行でルフトハンザ発行のビザカードで現金引き出しを試すがダメ。  行員に聞いてもダメだと。 そしてコンビニの機械でもダメ。

同じVISAカードを使っての支払いは問題無いが現金を引き出せない。

中国でも普通に出来る現金引き出しが何故日本では出来ないのだろうか?

これも外国人ビジターが感じる不便さである。

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旅1 移動困難

久し振りの関東出張でドイツ人のビジネスマン3人と周りました。

日本での移動の問題点を予め案内し、宅急便の利用等を行いましたが、自分の持ち物を離すのがイヤなので大きな荷物と移動しました。

大きなラッゲージを持って電車で旅をすると、改めて問題点があります。

1.当然ながらラッシュアワーの電車では大きな荷物を持ち込めない。

2.JR/私鉄殆ど全ての車両・列車には大きな荷物を置く場所が無い。

3.ホームへ上り下りする為のエスカレーターの設置駅が非常に少ない。

これは関西と比較しても関東は少ないですね。

4.駅には大きなラッケージが入るロッカーが殆ど無い。

詰まり政府、都、市町村が外国人のビジネスマン、観光客を呼び込もうとしていますが

実際に始めて日本に来たビジターが荷物を持って移動しようとしても非常な困難に直面して居ます。 しかしその対策は殆ど採られていないのです。

つまり、ビジターの立場を無視しているから一度困難に直面した外国からのビジターは

日本に再度訪れる事を躊躇しますね。

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September 04, 2006

枝打ち実習

京都鞍馬、二の瀬の山林主の好意で枝打ちの実習を行った。

道具は一頃よりかなり進化しているようです。

先ず、アルミのポールを組み立てると高さ約5メーターで下には10cm位のスパイクがあり、これを枝打ちする木の根元に押し込むと、ポールに取り付けたステップに乗って上に登る。

Al_pore Safety

その前に、安全ベルトを装着する。 このベルトには鋸の入った鞘を通し、ステップを掛ける籠、そして命綱とその留め具を装着する。

先ずステップにのぼり片手で木を抱き、別の手で命綱を木の向こうを回して手を入れ替え命綱先端の金具を安全ベルトに着いている金輪に引っ掛ける。

これで命を命綱に預ける。

命綱を上げながらステップをあがる。

そして鋸で枝を幹に一番近い所で枝付を観察し枝下が太っていれば少し傾斜を付けて切る。

切り口を少し上に向ける事で雨が枝下部に溜まり腐るのを防ぐ。 

例えば12cm角の材木を取りたい場合、幹が直径8-9cmで1.5-2mの高さで枝打ちをする等、観察して手入れをする複雑な作業が要求されるようです。

Branchcut1 Branchcut2

私自身は道具を使っての高所での作業に快感を味わいましたが、たった3-4時間の実習ですからそれで済むのです。 実際に林業に携わっている人達は毎日林に入り手入れをする大変な作業です。

このような作業を見ると、価格が高くとも、いかに国産材を使用すべきだなーと思いますね。 やがて日本に木材を輸出出来る国が無くなりますが、それまで日本の林を守らないと必要な時に作業者が居なくなる。

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45分

91日の歩きは夕方となった。

何時ものように速足で鉄橋の木道にかかる。

約20メーター前に女性が一人。  橋の真ん中で追い抜けると踏んだ。

川の流れや景色を見ながら、ふっと前を見ると女性との距離が橋に乗った時とおなじだ。

よし、橋を渡り切った所では追い抜こう。 と思ったが、あれ!距離が縮まない。

土手道にはいり、愈々本格的にスピードを上げたが縮まない。

途中で彼女は土手道から降りた。 んーん、残念。

帰りの橋に登る為、私も土手道をおりる。

すると、先ほどの女性が、約20メーター先を歩いている!

橋の上で再度追い上げたが縮まない。 その時漸く自分の立場がわかった。

あの前を走る女性は私が追い抜ける相手ではなく、私が頑張ってもせいぜい離されないと言う相手であるのだと。 橋の終りで別れた。

ほぼ同じスピードで出発点に戻ると45分!

つまり、思いがけなく時速6kmのスピードで歩いたのでした。

このスピードは私にとって、まだ少々キツイので、当分は48-49分のスピードを維持しよう。

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September 01, 2006

南方熊楠

南方熊楠

826日は京大水族館の上にある、記念館、そして27日は

田辺市の顕彰館を見学した。

記念館は1965年に開館し幼年期から晩年記までの活動、交友関係の写真や資料を解かりやすく展示しており、生きている粘菌の細胞をビデオ展示していた。

とにかく、彼の並み外れた行動力、国際性、博学、特異性、等、展示を通じて伝わって来る。  

彼の業績は世界的に認められ、偉大な存在であったにも拘わらず日本では異端扱いされる。

いまだに続く日本人の日本人けなし、に翻弄された熊楠の一生でした。

27日には田辺市の顕彰館を訪問。

田辺湾の弧の中に二つの南方が在る不思議。

しかしこの顕彰館には驚いた。 横に在るのは熊楠が晩年に暮らした家なのだ!

彼の御長女が2000年に亡くなり田辺市に寄贈され、基本はそのままに、外装を残っていた写真を参考に再現したそうで、例えばアルミサッシュを取り外し木製窓枠に入れ替える。 だから出来るだけの原型を再現しているようです。

私が意気込んで“熊楠が発見したミナカテラ・ロンギフィラと言う粘菌が付いていた柿木はまだあるのですか?” “ハイ、有りますよ”の声に南方邸に飛んで行き柿のきを探すと看板が出ている。 意外と細い柿木だ。

生活の場や書斎、倉庫等を見て、改めて南方の存在を近くに感じた。

Nenkin

Kakinoki Kumazusu_tei Ima Shosai

もう10数年前に“南方曼荼羅”という本を購入したが、未だに読みきれない難解な本で、唯一つ、“縁”と“縁起”という言葉の独特な解釈は良く理解出来た。

ここで、彼と私の、運命的(?)な繋がりを発見した。(私が勝手に思って居る事です)

昨日、今日と心に響く出会いであった。

     今年の107日から1126日、上野の国立科学博物館で“南方熊楠”展が開かれます。  是非、熊楠を見て下さい。

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