喫煙理由
「昔(15年程前)インドシナ半島の真ん中、タイ、ビルマ、カンボジアの国境付近にゴールデントライアングルと言う地域がありました。
ここにはクンサーと言う将軍がおり私兵を要しミャンマーの軍隊が来ても対応して追い返しておりました。
(*クンサーの記事: http://www.mekong.ne.jp/directory/history/khunsatoukou.htm)
問題は、当時この地域が世界有数のケシの栽培地でクンサーはその販売利益で私兵を増強し養っていました。
ミャンマーもタイも軍隊を出してクンサーを攻撃したが、その度にクンサー軍に撃退され一向に減らないケシ栽培に対しアメリカはいらつき、遂にCIAがクンサーに接触しこのような秘密取引を提案した。
「クンサー将軍傘下の山岳民族がケシの栽培を停止、そのかわりタバコを栽培する。収穫したタバコ葉はCIAが責任を持って買い取る」
この話は合意に達した。
「だから私は、喫煙を継続して山岳民族達が再びケシの栽培に手を出さないように、そして世界に麻薬が広まらないように、世界中の子供達が麻薬に汚染されないように、私はこれからも喫煙を継続しなければならない」
これは私がオランダで聞いた一番全うな喫煙理由の冗談でした。
私の喫煙は一日ほぼ10本、つまり一箱二日のペースで、場所や近くにいる人には非常に気を使って喫煙するが、非喫煙者は、そんな事はどうでも良く、喫煙をやめろと言う。 そんな非喫煙者とは一緒にいたくない。
* 私は人に喫煙をやめろと言われて、止めない。
* 酒の席で喫煙を非難されるとその人とは飲みたく無い。
* 面白い事に、非喫煙者が喫煙者をなじる時、強い人には言わない。 しかし一見、弱そうな人には、詰る(なじる)。
暗闇や強風下でタバコを吸っても旨くない。 視線の中に紫煙の流れが無いと旨みを感じられない。
程よい暗さのバーに座って飲むタバコが良い。
それと、山頂に到着しての一服は何物にも変えられない旨さ!
非喫煙者にはどうでも良い話でした。
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