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June 05, 2006

氷ノ山

ここ4-5年、グループでこの時期に氷ノ山(ひょうのせん)に山菜採りを兼ねて行っていたが昨年は参加できず今回参加した。

天候が不順であっても行こうと。

通常、大阪、神戸方面からは

養父町

サイドから登るのであるが、私達のグループは毎年、若桜サイドから登る。

その理由は若桜から海抜約1,000mの所に“わかさ氷ノ山キャンプ場”があり、ここの雰囲気が最高なのです。

私が昔、8-9回訪れたスイスのグリンンデルワルドと似ているのです。(アイガー北壁は無いのですが)。 そしてここで雄大は風景を見ながら食べる朝食が最高なのです!

Breckfat

山頂へは3コース有り体調やレベルに依って選べます。

すこし気がかりな事は、この施設、ロッジ、テント場、大きな宿泊設備等は多分、

若桜町

で運営しているようですが、非常に利用者が少なく、とても利益を出せる状態では無いと思う。 地方自治体の最近の流れからすると、ここも閉鎖される運命と見える。

是非御利用を!!

http://www.hyounosen.or.jp/camp/index.html

仲間達は手際よく蕨のおひたしや山菜のテンプラを作り宴会が始まる。

今回採取出来た山菜:

     根曲竹の筍。 すこし時期が早い。 私はこのまま(灰汁出しせず)直火で焼き外皮が

  焼ける頃に取り上げそのまま食べる。

     蕨。     灰汁だししておひたしで食べた。

     山ウド    山ウドは白い部分が少ないが白とその付近を切って味噌をつけて食べ 

 る。 葉はてんぷらで。 茎をいためてキンピラで。

山ウドの味は、通常のウドより、その香、苦さが数倍有り、私にとってはこれぞ山菜の王様です。

*山葡萄の葉   そのまま天麩羅で。 今回始めて食べたが少し厚みがあり旨い。

山ウドは一昨年行った場所で採取。 雨の中、結構取れました。 A氏の御蔭です。

日曜日は氷ノ山越えを通って山頂へ。幸い雨は無く快適な天候である。

山頂は1,510m有るから色々の植物があり花の写真も撮ったがカメラの調子が悪くピンボケで残念。

Apetalon Mountain_top

Mountain_top_3

当初、三の丸経由で戻る予定が雲の動きを見ると湿気を含んだ濃い雲が西空から高速で動いており、結局登りと同じルートで下る。

この日は兵庫県勤労者山岳会が氷ノ山に集中登山をしており、降り路は混雑。

その中に私が所属していた会の約20人と出会う。 懐かしい顔が見える。 元気そうでよかった。 が、男性が一人だけ? 男達はどうしたの?

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山、ハイキング等」カテゴリの記事

Comments

グリンデルワルドに似ている♪・・・そんな素敵な場所があるのですか~、行ってみたい!
アイガー・メンヒ・ユングフラウ・・でしたっけ?もうかなり前に旅行したのでよく覚えていませんが、駅前のホテルに3泊くらいしたような・・・。スイス大好きです。
話がそれてゴメンナサイ。
山ウドの葉、山葡萄の葉の天ぷら・・・美味しかったとの事、そこでしか食べられないもの、山で食べるから美味しいということもありますね。
エンレイソウも咲いていたのですね。カメラの調子が良くなかったとか・・・他の花も見たかったな~。

Posted by: zucca | June 06, 2006 10:11 AM

zuccaさん
グリンデルワルドの駅前のホテル、木造でしたか? 
それであればシュバイツアーホッフですね。 
私がお客さんを案内して泊まった時の朝食バイキングで列を作って順番待ちしていたのですが、私の後ろに居たのが扇千景さんでパンを切ってもらいました。 それもテーブルに戻ってお客さんが”今、扇千景さんにパンを切ってもらいましたね”と言われて、ああそうですかとしか反応出来ませんでした。
同じ電車に乗ったのですが彼女は殆ど物を言わぬ旦那さんの面倒をかいがいしくしていたのを思い出しました。


山の形状は少し違いますが雰囲気が良い所です。
いつまでも残って欲しいですね。

Posted by: shima | June 06, 2006 07:36 PM

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