6月3,4日は京大の研究林、芦生の森での野外講座です。
ここは京都の北部、福井県、滋賀県堺に位置して南北7km、東西6kmの地域。
京大が1921年に地元から99年契約で借りたそうですから残り14年位の命?
3日はトロッコ廃道を歩きました。 以前であればただ闇雲に先へ先へと歩くのに今は特に仲間と一緒で花や植物観察をしながら時間をかけてユックリと歩ける。
入り口では早速ウスバシロチョウが出迎えてくれた。
そしてムラサキケマンの花はしおれていたが種が成っておりこの種に指を当てるとパチンと弾ける。 そして鞘は丸まり種が出る。
この花はケシ科だそうで毒がある。 たしか先生はウスバシロチョウはケシの花を吸うといっていたからこの花を吸うのかな?



灰野と言う場所は昭和35年に廃村になったそうで、当時この先には木地師達も住んでいたようです。 木地師は木で食器や道具を作っていた職業だそうです。
以前私がこの近辺で木地師が杉の木のある一部を切り取った跡を見ました。 必要な大きさだけ切り取るから杉はそのまま成長を継続する。
由良川の対岸のかなり上にホウの木がありその上部にホウの花が咲いている。 勿論初めてでモクレンのような形で一つしかない。 デジタル望遠を使うしか無く不鮮明だがとに角撮った。

この日はヨモギ木屋跡までで引き返す。
(以前は佐々里峠から峰道沿いに進み小野村割岳の手前から谷を下った。 道もトレースもなく時々見える鹿等の獣道を辿り斜面を滑りながらカズラ小屋の対岸にたどり着き靴を脱いで膝までの水深を渡渉してカズラ小屋に辿りついた。)
夕食のテーブルには3人の女酒豪がおり、煽られて私も飲む。 かなり飲んだ。
そして、その後で昆虫の講義を聞くも、とても聞いておられず眠ってしまった。残念!
4日朝、宿の周りの散策で桜の葉に異様な形状を見た。
多分ムシが葉の間に入り葉を食べ卵を産んでいる。

4日は、ここで生まれた元京大勤務の“N氏”の案内でマイクロバスで上谷口まで行く。
途中でカツラの大樹を見る。森に入ると桜が散るように栃の花が散る。 当たると少し痛い。 初めて見るトチの花はピンク色の花芯を持つ可憐な花だ。
芦生杉の特徴は垂れ下がった枝が地面に着くとそこから根が出て繁殖する。
マムシが居るから長靴を用意との事で準備して来たが前日も当日は快晴で地面は乾いているので一匹も出会わず。
由良川の原流域を全て芦生の地域内に持つこの地域をどのようにこれから保護保全してゆくのか?
独立法人化した京大も効率化を求めこの研究林も例外では無く、多分売れる研究や企業化等考えないと予算は削られやがて手放す事も考えられる。
百年近く京大が守って来たこの山域を効率で判断する事などとんでも無い事。
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