クラブ織
新地の看板にあるような名前だなーと。
5月14日に織りの体験実習を行った。
参加者全員が今まで自分で織物を織った事が無かった人達です。
先ず、参加者各自で、準備された道具に経糸を並べ貼り付け、二枚の押さえ板の間に挟む。
そして綾取棒を差して綾を作る。
開口筬に一本ずつ経糸を挿入する。
更に手前の押さえ板に経糸を張り押さえつける。
これで準備完了。
この場所の場合は丁度手すりを利用出来たのでそこに押さえ板をくくり付ける。
片方の押さえ板に腰を回した紐をくくり付ける。
愈々織りが始まる。
少しずつ織物が出来ると皆さん興奮してきます。
初めて自分で織った織物!!
経糸の太さ、経糸の密度(間隔)で調和する横糸の太さ、品種の組み合わせで表現が変る。
この基本を得ると応用が広がり織りの世界が広がります。
次回は6月中旬に 京都府和知町
ここでは、実習体験者は自分の道具を作成し
初めての参加者は同じ実習を行い
時期が合うのでホタル鑑賞もおこなう。
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Comments
shimaさん、いよいよ クラブ織 はじまりですね。
私のショールもこれと同じ方式でしたよ~。
もうちょっと糸の間隔が狭いけれど、これでいろいろの作品が織れますね。
参加者皆さんのアイデアでどんな作品が出来上がるのか楽しみです。
ここまでこぎつけるのは、準備が大変だった事でしょうね。
Posted by: zucca | May 17, 2006 03:05 PM
zuccaさん
これで糸の太さ、品種などを変える事でどのような変化が出せるか等、自分で確認出来るので基礎を覚えて貰います。
今回は九組の道具を全て私が作ったので少し大変でした。
次回は各自で自分用の道具を作る実習をします。
先ず第一歩を踏み出せました。
Posted by: shima | May 17, 2006 06:24 PM
shima様。クラブ織のお道具、全てお作りになった
のですか。もう!尊敬するばかりです。皆さんの
熱心な実習の成果が楽しみですね。素晴らしい!
Posted by: nekozizou | May 18, 2006 08:42 AM
nekozizouさん
道具は簡単に出来ると思ったのですが9組となると少し苦労しました。
この道具で自分で体験出来る事が一番の利点です。
Posted by: shima | May 19, 2006 08:05 AM