二紀
一昨日、友人が出展している神戸二紀会に行ってきた。
会場に入って4-5m歩いた途端に、絵の印象が強烈に襲って来た。
なんだろう、この間見た日展とは全く違う雰囲気である。ここには日本画、
洋画の区別が無い。
絵のモチーフが違う。
なにかタイムトラベルのような、SF的な世界の印象が強い。
また、なんとなくアジアのダイナミックさを感じる。
絵のモチーフとその表現に創造性を感じる。
家に帰って二紀会のHPを調べると、下記の主張があった:
美術の価値を流派の新旧に置かず、
皮相の類型化を排する。
具象・非具象を論じない。
流行によって時代を誤ることを極力避ける。
真に新たな価値を目指し、創造的な個性の発現を
尊重する。
情実を排しつつ新人を抜擢し
これを積極的に世に送ることに努める。
非常に当然な主張ですね。
それを主張する所に旧来の美術界に問題があるのだなと感じる。
見終わって、そのダイナミックさを強烈に感じたが、殆どの絵から、なんとなく同じような感じを受けたのは私だけなのか?
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