500hPa等圧線
8日の講座で先生が見せてくれた500hPaの等値線図です。
もう7-8年前か、某山岳会の気象に関する話の中で北極上空から見た等圧線の張り出しで寒気の予測が出来る事を聞いてズーット頭に引っ掛けられていた図である。
この図は約5,000m上空の500hPaの等圧線図で先生は、このような等圧線配置になった場合は等圧線を伝わって北極(黄色の丸部)の寒気団が赤矢印のように産直で日本に送られてくると教えて戴いた。
又、手書きの青矢印のように三方向に等圧線が張り出していると安定して動かないから寒気団を日本に送り続ける。 丁度、昨年末のように。
そして“38豪雪”の時もこのような配置が安定して居座ったようです。
このような高度気象は気象庁で発表しているようですが探しても見つかりませんでした。
ところがヨーロッパ中期予報センターのHPを見ると上記のような図が見れます。
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Comments
今年の冬は寒かったですね~。各地で大雪となり、被害も出ました。
その元凶がこれだったのですね。これはどうやって測っているのでしょうね。
素朴な疑問です。気球を上げたりとか、飛行機からとかなのでしょうか。(^^ゞ
Posted by: zucca | February 19, 2006 04:33 PM
zuccaさん
私の記憶では気球を揚げてデータを取っているようです。
昔、寒波が来る度に”輪島上空5000メーターに”等と引き合いに出され、ついに輪島が輪島の名前を出さない様に要求しました。
Posted by: shima | February 19, 2006 11:45 PM