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January 23, 2006

歌の会

1月15日の夜、ベーンドの家に寄った後に夫妻に誘われ“歌の会”に参加した。

“歌の会”?

要するに普通のグループの会合が何時の間にやら歌を歌って楽しむ会となったそうである。

5週間に一回メンバーの家の持ち回りで、殆ど全員が夫婦の17-18人が集まりギターの伴奏とフルートで始まる。

ビールとワイン、乾きつまみの簡単な物でもてなす。

この日は先ず皆でローレライを唄った。

(7-8年前か、ベーンドの家に行った時、私がローレライを唄うと二人とも吃驚。何故、普通のドイツ人もあまり歌わない歌を日本人がしっているのか?と。 それをベーンドの奥さんがメンバーに話して居たので) 

その後はドイツの歌が多いが、ワルチングマチルダやイエスタデー等も出て来て歌った後に、私に何か唄う歌が無いかと聞かれ、リリーマルレーンの歌をハミングすると皆がハミングし、あれ何故リリーマルレーンを今まで唄わなかったのだろう。 次からは唄おうと言う事になった。

この雰囲気はカラオケとは全く異なる。 

時に輪唱し一つの歌を皆で調和を取り合いながら一緒に歌う心地良さ。

カラオケの無い昔、飲み屋で民謡や軍歌を皆で手拍子しながら歌った事を思い出す。

イヤ、雰囲気は昔あった歌声喫茶に似ているか?

不思議な会である。

二時間程で皆、ハピーな顔をして夫々別れた。

私のようなよそ者が来ても何でも無い様に受け入れてくれた。

ベーンドが居なければこんな会合の存在さえ知らない。

sing_12

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Comments

shima様 ベーンドさんと早足散策での壮大な
農地の風景に胸を打たれました。そして歌の会。素晴らしいメンバーの集まりですね。ゲストのshimaさんの歌声が聴きたくなりました。
歌う歓び、隣人たちへの愛、地域全体の
QOLなど、とても学ぶところ大です。

Posted by: nekozizou | January 25, 2006 01:47 PM

nekozizouさん
ベーンドという友人が居なければ出来ない事でした。
友人を持っている事の喜びです。
これからも大切にしてゆきます。

Posted by: shima | January 26, 2006 11:11 PM

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