森林と菌類
遷移:地上の裸地には最初にコケ等の地衣類が発生し1,2年生草本、多年生草本、そして落葉樹、常緑樹となって遷ってゆく。 この間が約800年だそうです。
10月8日の講座は奈良、壷坂山駅近くの奈良森林技術センターで行われた。
マキの木の根っ子を掘り出し顕微鏡で覗くと根粒菌がはっきり見える。(写真:丸いのが菌)
この菌は空気中の窒素を土に固定する役目をしている。 その昔、農薬等無かった頃は田畑のレンゲを植え付いた根粒菌と共に土と混ぜ合わせ肥料としたそうです!
赤松の樹皮を細かく砕きティッシュを漏斗に敷きその中に水を入れるとマツノザイセンチュウが下に落ちる。 それを顕微鏡で見た!ちょっと不味い写真ですが不気味ですね。
透明のミミズのようなセンチュウが動きまわっている。
このセンチュウはマツノマダラカミキリに付着して次の松に移り松を次々枯らしてしまう。
終わってから、せっかくのチャンスなので壷坂寺を訪問。 雨に煙る寺院。(写真)
天竺観音はインドで作られ分割されてここに設置された。
表情はインド的に感じてしまう。(写真)
“壷坂霊験記”お里・沢市ゆかりの寺。
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