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October 04, 2005

剣縦走:番外編

富山県警山岳警備隊員に感謝!

剣縦走:パート2のタテバイの所で事件が有った事を書きました。

下記の文は、私のザックを取り戻してくれた富山県警山岳警備隊の方への感謝に添えて私のブログにその顛末を掲載するに際し不都合があるかどうか問い合わせをしておりました。 本日、返事を戴き特に問題無いと言う返事を戴き、掲載します。

私のザックに辿りつき戻るまでに時間があり、思わずカメラで写真を撮りました。heizoudani

ガレ場のほぼ中央に赤いザックを背負った警備隊のかたの姿が小さく見えます。

この写真ではガレ場の傾斜度がわかりませんので実際の迫力を伝える事は出来ません。

写真下部に映るのは剣沢の雪渓です。

(但し、ザックを拾ってくれた方は”元富山県警山岳警備隊員”と表示するように言われました。)

記:

それは9月24日の午前8時頃でした。

私達はタテバイに登る為にガレ場の婉曲部で行列を作って待っていました。

すでに30分も過ぎ、見る物も無くなってきたので、ふと後ろの岩盤を見ると、そこに2輪の紫色の花が咲いており、近くで見ようとザックを置いて、横に座っていた外人に声を掛け一歩踏み出した途端にザワメキが起こり、振り返るとなんと私のザックが斜面を転げて落ちてゆく!! 思わず“停まれ、ストップ”と声を出したがかまわず、回転しながら落ち続ける。 と、その時、我々の直ぐ後ろに居た一人の男性がガレ場に足を踏み入れ下りて行くではないか!

ヤメロと叫ぶ。 ザックは約7-80メーター下で停止した。

男性の足運びを見ると軽やかなステップで下って行く。 メンバーの一人が、あの人は富山県警山岳警備隊の人だと言った。

その男性は私のザックを担いで今度は、ガレ場の情況を確認しながらユックリとしかし確実に登って来る。 立ち止る事なく斜面を読みながら確実に登ってきた。

そして私にザックを渡してくれた。 途端に婉曲部で一部始終を見ていた5-60人の登山者から一斉に拍手が上がった。

私は感謝の言葉を述べるしか、し様が無かった。

そして自分の不注意さに恥ずかしい限りで穴が有ったら入りたい気持ちでした。

何故起こったか?

私なりに分析をすると、以前言われた事葉、“お前も年だから二つの事を一度にするな”

つまり、あの時、ザックを横に寝かして置いたが確実に置いた事を確認せずに、岩壁に向かって一歩を踏み出す、二つの事を同時に行った事が原因と思います。

今でも警備隊の方の落ちついたステップでガレ場を下る姿が目に焼きついており、感謝の念で一杯です。

有難う御在ました。

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Comments

貴殿の不注意を咎める事無く、すぐに無言で反応した富山県警山岳警備隊員の素晴らしさに感動ですね。これは職務ではなく、山男仲間のモラル?なのでしょうか。脱輪した車を助けて、お礼にワインを頂いた記憶も新しい。極限の中では、お礼のしようも無かったでしょうが、何か清清しさを感じるお話ですね。

Posted by: 自然星 | October 04, 2005 09:49 PM

 shimaさま

ザックが無事に戻ってよかったですね!
それにしても、その元富山県警山岳警備隊員さん、カッコイイ♪
ご自身が転がったのでなくてホッ…ですねぇ。
お花は何だったんでしょう?
それどころじゃなかった─のかしら?

大変な旅だったのですねぇ…
改めて、お帰りなさい♪って申し上げます。

Posted by: なを | October 04, 2005 10:19 PM

自然星さん
本当に淡々と私のザックを助けてくれました。
感謝で一杯です!
脱輪した車! そうですね、あの時は助ける側でした。

Posted by: shima | October 05, 2005 08:05 AM

なをさん
ほんとうにあの人はカッコイイです。
淡々と下り、私にザックを戻して戴いたのですが私の感謝に唯一言”いやー”と言っただけ。
あの時、名前を聞いても言ってくれない事を確信したので今回その感謝を込めて投稿しました。
あの花はリンドウです。
  ”花二輪 引き出してくれた 男艶”

Posted by: shima | October 05, 2005 08:21 AM

shimaさま
感激! 素晴らしいを飛び越してしまいました。リンドウの花と元山岳警備隊の好漢。
shimaさんならではのエピソードですね。
 やっと思い出した「山男の歌」を捧げさせて
ください。ココロからの賛歌として!
♪ 娘さんよく聞けよ 山男にゃ惚れるなよ
 山でふかれりゃよ 若後家さんだよ♪♪ 

Posted by: nekozizou | October 05, 2005 01:32 PM

nekozizouさん
恥ずかしい事件ですが非常に楽しい思い出となり何時までも忘れない事として記憶に残ると思います。
但し、私はザックのように転がるヘマはしませんから。

Posted by: shima | October 05, 2005 11:41 PM

ずるずると滑り落ちてゆきそうなガレ場ですね~。怖い!
元山岳警備隊の人に感謝・・・ザックでよかったけれど、そんな中 良く写真に収めたものだ・・・と、感心しました。
ご無事で何よりでした。

タイトルバックの写真、いつ見てもいいですね~。いい感じです。

Posted by: zucca | October 07, 2005 05:31 PM

zuccaさん
写真を撮るに際し躊躇しました。
こんな場合に失礼、と思いました。
だからまだ距離があり顔が解からない距離で撮りました。
この写真も富山県警に送り掲載する事の意見も聞きました。

でも、この写真では傾斜が解かりませんから迫力が出てません。
私にとっては非常に貴重な物です!

Posted by: shima | October 07, 2005 11:28 PM

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