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October 31, 2005

木を切る

11月29日は朝から雨が降る中を高槻にゆき森林に入った。

森林管理の今日は実習である。

高さ14メーターを越すヒノキを鋸で切り倒す。nokohiki

そして1メーター毎に1cm幅で輪切りにし夫々の年輪を数える事でこの木の生長履歴がわかる。

木の切り株を見て方角はわからない!

昔、そして多分今も、山で方角を見失った時に切り株を探し、年輪の間隔が広いほうが南であると教わったがあれは間違いだ、と指摘された。

この出所はアメリカの平原に生える木の話でそれを和訳した某有名大の有名教授で、以来、それがバイブルのように使われて来たのだそうです。

seika

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Comments

shimaさん
年輪て・・・上から下までみんな同じなのかと思っていました。下と上では年輪が同じ数だけあるわけではないのですね。
そして、切り口から方角を見極めるのも・・・これまでの常識はなんだったのでしょう。
アメリカの平原では通用しても、日本の山林では役に立たないという事ですか?磁石必携です。

Posted by: zucca | November 01, 2005 02:34 PM

zuccaさん
考えたら当然なのですが年輪は上に行くほど少なくなり先端部は年輪が一つ。
実際に輪切りにして見ると改めて確認出来ました。
日本のように山谷の多い所では、例えば南に面していても前の山で日陰になれば日当たりは悪くなったり、傾斜地では下の方角に伸びる根は木を支える為に根が太くなり年輪形成に影響したり、水の流れや栄養の供給が偏る等の条件で年輪の幅が違って来るようです。
先生は年輪で方向を確認する事は間違なので今からは年輪には頼らず磁石を頼れと言ってました。

Posted by: shima | November 02, 2005 12:45 AM

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