« 織りシステム | Main | 野分 »
萱ハウス
同じ班の絵 をやっている同級生は10数年前から京都府下の和知に萱屋根でイロリの有る家を持っている。
行って見ると、聞いた通りの萱屋根でイロリがあり、見た途端に嬉しくなった。
彼の家は集落の他の家から離れているからよけいに素晴らしい。
また、少し下った所には綺麗な水の流れる渓流があり、その流れの上に彼は大きなテラスのある小屋を建てている。
この二日間で普段街中の教室では見えない彼の人間性の大きさが見えた事が一番大きな収穫であった。
願わくば雪の降る頃、震えながらイロリにあたり、酒を飲んで静かに話したいものだ。
August 30, 2005 in 旅行・地域 | Permalink Tweet
懐かしい風景ですね。わらぶきの家に住んだこともないし、近所にこのような素敵な家もなかったけれど、なんか懐かしさがこみ上げてきます。こんな素敵な家を持っていらっしゃる友人は、大事にしておかなくては・・・と、私なら ちゃっかり、そう思ってしまいます。冗談抜きにして、うらやましいです。
冬はどんな表情を見せるのでしょうか。
Posted by: zucca | August 30, 2005 08:58 PM
zuccaさん、 以前、兵庫の岡山県堺にこのような家があり10人程で宿泊しました。 私が鴨鍋を作り食べ飲み、周りを整理して、これからユックリ酒を飲みながら語り合おうと思っていましたが皆さん眠いといって、やがて皆寝てしまった。 仕方なく私一人でイロリの火を相手に思い出に耽る事のなりました。 私が相手にしたい人は、自分の自慢話などせず、例えば人生等をしみじみと語り合える人です。 でも難しい事ですね。 和知の隣には美山町がありそこには38軒の藁葺屋根の家があり町が観光に力を入れているので葺きかえの費用の大部分が補助されます。 彼の家は和知に残された唯一の萱葺屋根のようで、何の補助も無く、従ってやがてはトタンで覆うしか無いようです。 この様にして古い物が無くなって行くのですね。
Posted by: shima | August 30, 2005 09:39 PM
shimaさん 素晴らしい友人ですね。藁葺きの家の維持 はさぞ大変と思います。このような風景を 拝見すると、あぁ、古き良き暮らしが残って いるのだなぁ!と羨ましくなります。
Posted by: nekozizou | August 31, 2005 04:44 PM
nemozizouさん そうなんです。 私も夢見るようなセカンドハウスを彼は実行し持っているのです。 どの様にしてこの光景を護れるか難しい課題です。
Posted by: shima | August 31, 2005 11:29 PM
懐かしい茅葺屋根の写真を拝見。実は家内は約300年まえの茅葺屋根の武家屋敷に住んで居ました。しかし、mentenanceが大変で、先年取り壊してしまいました。今思えば惜しいことをしたと思いますが、無人のままでは保守と固定資産税が大変でした。約5年前に取り壊しましたが、取り壊す段になって、街の商工会から、民芸レストランに活用したい等々の申し出がありましたが、織田の家臣で有った祖先に申し訳ないと断り、取り壊したわけです。
Posted by: 自然星 | September 01, 2005 07:08 PM
自然星さん 織田の家臣とは柏原に合った織田家の系統でしうね。 もったいない事です。 でも例えば国や地方自治体が費用を出すべきですね。 その編が日本の地方行政やそこの住民の気が付かない事です。 御存知のようにヨーロッパとくにドイツは住民の意識が高く新設しても昔の家の形を踏襲しています。 その編の差はどこから出てくるのでしょうかね。
Posted by: shima | September 01, 2005 10:51 PM
The comments to this entry are closed.
Listed below are links to weblogs that reference 萱屋根:
Comments
懐かしい風景ですね。わらぶきの家に住んだこともないし、近所にこのような素敵な家もなかったけれど、なんか懐かしさがこみ上げてきます。こんな素敵な家を持っていらっしゃる友人は、大事にしておかなくては・・・と、私なら ちゃっかり、そう思ってしまいます。冗談抜きにして、うらやましいです。
冬はどんな表情を見せるのでしょうか。
Posted by: zucca | August 30, 2005 08:58 PM
zuccaさん、
以前、兵庫の岡山県堺にこのような家があり10人程で宿泊しました。 私が鴨鍋を作り食べ飲み、周りを整理して、これからユックリ酒を飲みながら語り合おうと思っていましたが皆さん眠いといって、やがて皆寝てしまった。 仕方なく私一人でイロリの火を相手に思い出に耽る事のなりました。
私が相手にしたい人は、自分の自慢話などせず、例えば人生等をしみじみと語り合える人です。
でも難しい事ですね。
和知の隣には美山町がありそこには38軒の藁葺屋根の家があり町が観光に力を入れているので葺きかえの費用の大部分が補助されます。
彼の家は和知に残された唯一の萱葺屋根のようで、何の補助も無く、従ってやがてはトタンで覆うしか無いようです。
この様にして古い物が無くなって行くのですね。
Posted by: shima | August 30, 2005 09:39 PM
shimaさん
素晴らしい友人ですね。藁葺きの家の維持
はさぞ大変と思います。このような風景を
拝見すると、あぁ、古き良き暮らしが残って
いるのだなぁ!と羨ましくなります。
Posted by: nekozizou | August 31, 2005 04:44 PM
nemozizouさん
そうなんです。 私も夢見るようなセカンドハウスを彼は実行し持っているのです。
どの様にしてこの光景を護れるか難しい課題です。
Posted by: shima | August 31, 2005 11:29 PM
懐かしい茅葺屋根の写真を拝見。実は家内は約300年まえの茅葺屋根の武家屋敷に住んで居ました。しかし、mentenanceが大変で、先年取り壊してしまいました。今思えば惜しいことをしたと思いますが、無人のままでは保守と固定資産税が大変でした。約5年前に取り壊しましたが、取り壊す段になって、街の商工会から、民芸レストランに活用したい等々の申し出がありましたが、織田の家臣で有った祖先に申し訳ないと断り、取り壊したわけです。
Posted by: 自然星 | September 01, 2005 07:08 PM
自然星さん
織田の家臣とは柏原に合った織田家の系統でしうね。 もったいない事です。
でも例えば国や地方自治体が費用を出すべきですね。 その編が日本の地方行政やそこの住民の気が付かない事です。
御存知のようにヨーロッパとくにドイツは住民の意識が高く新設しても昔の家の形を踏襲しています。
その編の差はどこから出てくるのでしょうかね。
Posted by: shima | September 01, 2005 10:51 PM