天神崎
7月16日、昼時に天神崎に到着。 即、磯に降り丸山(個人所有)の日陰で昼食後、磯の成り立ちや磯だまり、入り江で見た貝等生物の説明を聞く。 この磯がどのように保護されているか興味が有ったが、磯は保護されていない。 トラスト運動のキーは後背地の陸、つまり日和佐山山頂からこの磯にかけての陸地の保護であり、その為に土地を買い進めているのだ。
湿地の入り口をはいってすぐの所にビオトープが有る。
3年程前にショベルで掘って上の貯水所から水を導入して現状になった。 何も特別に植えたりして居なくとも土の中にあった元々ここに棲んでいた植物の種から発芽成長しているそうで、手入れは周りからの枯葉等で池が埋まって行くから、その前にまたショベルで掘る事を考えているそうです。
この池の周りには赤トンボ(ショウジョウトンボ)
や鮮やかなブルー色の蝶トンボが飛び交っている。
更に進むと最近聞きそして写真で知った
ハンゲショウの実物を見る事が出来た。
また、南方熊楠が研究していた粘菌の一種を
見せてもらった。
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Comments
shimaさん、
半夏生の実物とご対面ですね。
英国のナショナルトラストの活動をテレビで見て、「なんて素敵な事と」と感動した事ありますが、日本でもトラスト活動をしている場所があるなんて知りませんでした。素晴らしいことです。
私の知らない事が沢山あります。shimaさんのBlogから、自然大学のレポートから、私も一緒に勉強させていただきます。
Posted by: zucca | July 20, 2005 11:13 AM
zuccaさん
そうなんです。 Zuccaさんの半夏生の情報が無ければ未だに見ても解らない情況でした。
南方熊楠と言う和歌山県生まれの”縛られた巨人”(熊楠の伝記を書いた本の名前)がいました。日本の学界から受け入れられなくとも世界的に実績を認められた人です。 少々ドロ臭いのですが私の最も尊敬出来る人の一人です。 機会があればこの本を読んで下さい。
彼は私が行った田辺湾の天神崎から直ぐそばの神島の自然を護る為に最大の努力をし昭和天皇を神島に引き付け島の説明をして護りました。多分大正の中ごろと思います。
田辺には熊楠の影響を受け次いだ人達がいたので天神崎もこの様に護る事が出来たのだと思います。
自然大学の記事は一番印象に残った話で私が理解出来説明出来事を主に記載しています。
zuccaさんがその様に言って戴けると気合が入ります。
Posted by: shima | July 21, 2005 12:25 AM
「ハンゲショウ」って如何してこの様な現象が出来るのでしょうか?
Posted by: ごまめ | August 03, 2005 03:54 AM
ごまめさん
どうしてでしょうね。
今は全く解りません。 私にとってはこのような植物が有るという事を知る事が出来た事、そして次はもう少し観察出来るかなーと思っています。
Posted by: shima | August 03, 2005 08:39 AM
えっ!「ハンゲショウ」って植物の種類なのですか?DNAのいたずらか?と思ったのですが…
Posted by: ごまめ | August 09, 2005 03:40 AM