奈良の自然
奈良の自然 平成17年7月2日
奈良公園内の自然実習講座を受けた。
講師は奈良在住で同県北部の花粉情報の数値を報告している方です。
この公園では芝刈機が無く、食物循環を利用している。
約1200頭の鹿が芝を食べる-糞をする-約50種のフンムシが糞を分解する。
本当にこれで処理出来るのだろうか?
砂利道の側溝に小さな花がある。
アゼムシロ(畦蓆)と言うそうである。 マクロで写すと中々綺麗な花である。
“ミゾカクシ(溝隠し)といい、アゼムシロは別名でキキョウ科ミゾカクシ属の多年草”
と説明されており田んぼの畦道にはよく咲いているそうである。
色々の植物やムササビの巣を見たりしながら飛火野の奥に行くとユックリと下る斜面に出、その下に直径7-8メーター程の池がありその畔の木に森青蛙の卵塊がぶら下がり、青蛙が枝に止まっている。
一度、白山の麓の公園で森青蛙の卵塊が数十個下がっている幻想的な光景を見た事があるが、このように街に近い場所でも居るのだなー。
昨年、春日神社の裏側に広がる“春日原生林”を通ったが、やはりその様な場所だからこの森青蛙が生息出来るのであろう。
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Comments
shimaさん、こんにちは。
奈良公園内の自然実習講座 興味深く読ませていただきました。1200等の鹿と50種のフンムシ・・・フンムシも大忙しかな?
この実習の日が、まさに 半夏生 当日だったんですね。昨日 なおさんから備忘録のほうへコメントいただきました。半夏生の写真紹介のURLがお役に立ててよかったです。「半夏」「半夏生」写真の解説読んでいて混乱しませんでしたか?
「はんげしょう」素敵な響きですね。
Posted by: zucca | July 05, 2005 04:15 PM
zuccaさん
そうです。 この日が半夏生の日でした。
青木さんも混乱?している様ですね。
いっそうの事、あの葉の写真から見ると”半化粧”を正式名にしたほうがピッタリしますね。
Posted by: shima | July 05, 2005 08:30 PM