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July 18, 2005

熊野古道

昨夜は「古道ヶ丘」と言うロッジに宿泊。

早朝、展望台からの夜明けの風景は素晴らしい。

yoake

まだ朝の為か昆虫の動きも少し遅く、展望台の手すりにジッとしているバッタをマクロで写せた。 そしてそのヨコの葉に止まっている物体Xを撮影し観察しようとすると実は昆虫らしいXはヘリコプターの様に回りの毛を回しながら飛んでいった。なんだろう?

batta konchu_a

今日、17日は熊野古道を発心王子から歩く。

自然大学の理念と古道はどう結びつくか?

“自然”の定義とは? 人間の手が加えられない物と言われているが私は

1000年以上存在している熊野古道はすでに自然の一部と考えてよく、むしろ古道の歴史と文化を考えれば、それが自然と日本人を結びつけ自然との付き合い方を学べる道だと思う。

さて、今回は“語り部”が発心王子から熊野神社まで約6.5kmを案内してくれた。

その人の家がNHKの朝ドラ“ほんまもん”の家として使われ撮影された。

写真はその家を見下ろす素晴らしい風景を三枚合成したものです。

honmamon

私にとって一番感銘したのは、この景色の背景に座っている“果無山脈”。

東西18kmの連山だそうです。 果ては有るようですが良い名前です。 

3年前に紀伊半島縦断の計画をし、高見山から大台(台高山脈)を縦走し入之波から大峰への上がり口、柏木までは歩いた。 次の大峰山脈を縦走して十津川へ、そして串本までのルートを地図で探している時にこの“果無山脈”に出会った。

その山脈が目の前に展開している!

何時実行できるかはまだ不明だが、今回この山脈を目前に見て夢が膨らむ!

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Comments

早朝の展望台からの景色を写真で拝見しました。前日の気疲れと午前さまのせいでギリギリまで布団の中。見過ごした展望台からの景色は感激でした。

Posted by: 自然星 | July 19, 2005 12:03 AM

早朝の展望台からの眺めは素晴らしいですね。木の影の長さからして相当 早起きですね?
ほんまもん・・・毎日見ていました。写真が3枚の合成とのこと。最初は2枚の合成かと思ってみていました。言われなければ「3枚」と気付きませんでしたよ。
天神崎から熊野古道という行程なのでしょうか?

Posted by: zucca | July 19, 2005 02:39 PM

自然星さん
一番のご苦労さんです。
明日は企画で慰労会ですか?
でも1班で慰労会したほうが気疲れしませんよ。

Posted by: shima | July 19, 2005 09:26 PM

zuccaさん
どういう訳か(子供と同じく)旅に出ると前夜の酒宴が12時過ぎても朝は早いのです。 6時前(そんなに早く無いですね)
ルートはバスで大阪から南下して紀伊田辺の海岸が天神崎。
そこから東へ向かい約2時間位の山の中。 古道ヶ丘は障害者が清掃等の仕事をしている施設です。
翌日は熊野神社の前を通って発心王子へ行き、そこからの歩きです。
ほんまもんはあまり気を入れて観なかったのですが、あの家と後ろの景色は見覚えがあります。
その景色が果無山脈だとは全く気がつきませんでした。
高低差もあまり無く”語り部”を頼めば話しを聞きながら誰でも楽しく歩けるルートです。

Posted by: shima | July 19, 2005 09:38 PM

お見事、3枚続きの”ほんまもん”。家はなにやら懐かしく
後ろの果無山脈という名のなだらかな山容、いい景色です。
あの、ドラマの家の人が語り部なんですね。自然の中に溶け
込んでいる暮らしって、とても想像できないほどすごいです。

Posted by: nekozizou | July 20, 2005 01:22 PM

nekozizouさん
果無山脈を知ってから、どういう訳か”青い山脈”の題名を聞くと自動的に果無山脈が想起され行った事も見た事も無いのになんとなく懐かしくなります。
果無と言う言葉にロマンスを感じているようです。
あの語り部さんは現在地(写真の家)に嫁入りして熊野の霊気に感応したようで熊野の良さを繰り返し説明していました。

Posted by: shima | July 21, 2005 12:33 AM

今日もまた素敵な1頁でした。
shimaさんってどんな方なんだろうって想像します。
(あの時はほとんど話もできなかったし)
果無・・・本当に響きがいいですね。
ブログでちょこっと詩を書いているので、
使いたくなりました。

私も早くたくさんの山々に登れるようになりたいです。
今は時間もお金もない(登山も結構費用が・・・)

月曜日に両親と富士登山へ行って参ります。
では、shimaさん、また。

Posted by: さっとん | July 21, 2005 01:02 PM

さっとんさん
久しぶり。
山は逃げませんから焦る必要は有りません。
私が始めた頃(10年程まえ)毎週六甲へ行ってました。
梅田から芦屋川往復で640円。 これでも山へ登れます。
高い山や有名な山を目指す必要はないのです。
私はまだ富士山へ登っていません。
富士山は急激に高度を上げると高山病にかかります。
かかったら(頭が痛くなる等)即降りる事です。
ブログ教えて下さい。

Posted by: shima | July 21, 2005 08:10 PM

「熊野古道」憬れの場所のひとつです。
あとは、屋久島と、白川郷かなぁ。
素敵な旅をなさっているのですねぇ…
う~羨ましい!
いつかは、きっと私も♪
でも、早くしないと、歩けなくなりますよね─
何とかしなくっちゃ‥‥です。
 

Posted by: なを | July 22, 2005 02:01 AM

なをさん
なをさんがそんな憧れの場所を持っているなんて思いもしませんでした。
記載した熊野古道のルートは観光化されたルートで多分なをさんが想像している太古の道ではありません。
でも雰囲気は良いルートです。
山は逃げませんが屋久島の場合は山歩きのトレーニングを是非始めて下さい。
歩きが楽しくなりますよ。

Posted by: shima | July 23, 2005 12:51 AM

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