幽霊の足跡
幽霊には足が無いから足跡等ある訳は無い、ですよね。
先日(4月17日)の枚方までの行程で行こうとして行けなかった場所を見る為に
24日、再度行程をたどる。
その場所の一つが佐太にある来迎寺でここには“岩清水八幡曼荼羅図”(重要文化財)と鎌倉時代の石造十三重塔があるのでそれを観たかった。
鳥飼大橋を過ぎて直ぐに土手を降り1号線沿いから少し外れた幹線用水路沿いに歩くが少し方向が怪しくなり来迎寺への道を尋ねると丁寧に教えてくれた。 そして挨拶して歩き始めると「幽霊の足跡」やな、と呟いた。「なんですか」と聞くと「いや、なんでもない」
と。 ミステリーな感覚に襲われた。 足の無い幽霊の足跡?
佐太天満宮に通ずる国道1号線の出るとやけに警官が多い。 なんだろう?
遂に警官に聞いた。 「なにか有ったんですか」 「これから皇族が通るんです」 「ヘー、どなたですか」 「皇太子殿下です。 もう直ぐ通ると思います」 「それじゃーお迎えしなくては」 「それではあそこの佐太天満宮の場所のほうが良いですよ。 お迎えの人の多い所は車がユックリ走ってくれます」 それで大急ぎで天満宮へ急いだ。
待つ事およそ20分、交通遮断した1号線を皇太子殿下の乗った車がユックリ走行。
私はデジカメで殿下を写し直ぐに裸視出来たが、ふと周りを見るとほぼ6割の人達が携帯を殿下に向けている。 手を振って戴いた殿下の方から観ると、国民の顔より向けられた携帯電話の数の方が多い光景は異様に見えるに違い無い。
回りの人達は殿下の笑顔に喜んだが、しかしまた、多くの人達は“雅子様が居られないので心無し殿下の笑顔はさびしかった”と感じたようだ。
さて、愈々来迎寺に入ると玄関の真ん前に幹の半分が空洞で折れ曲がった、しかし見事に手入れされた松がある。
玄関で若い坊さんに聞いた。
「曼荼羅図を見せて欲しいのですが」 「すみません、今大阪の博物館で展示中です。 石塔は後ろを回ってもらったら御覧になれます」 「むー」
「あのー、幽霊の足跡を見たいのですが」 「いや、今は見れません。 8月7日だけ公開します」 「どうしてもダメですか?」 「ダメです」 「あのー、幽霊には足が無いのに何故足跡があるのですか」 「ああ、それではこれを読んで下さい」 そうって手渡しで貰った物の一部をスキャンしたのが添付の写真です。
更にその若い坊さんは、
「丸山応挙が幽霊をより怖く見せるために足を無くして描いて、その幽霊図が有名になり、それ以来、幽霊に足が無い事が一般化されましたが、それ以前の幽霊には足がありました」 ウヘー!!
と言う事で幽霊の足跡を見たい方は8月7日に来迎寺へ是非行って下さい。
来迎寺の住所は守口市佐太中町7丁目11-17です。


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